買わぬVAIOのオーナーメイド算用

PCが壊れてしまったので、新しいパソコンを買うとしたらどのくらいの予算が必要か、調べてみた。取らぬ狸の皮算用。

Appleのマシンも一応検討してみた。Macのフリーウェアには優秀なブログ管理ソフトがあって、更新が大変快適だという話だ。大いに興味はある。でも、今のところブログの記事の管理はEvernoteを使っているし、ブログの執筆がMacからしかできない、ということになるとtypePの機動性が損なわれることになる。それにMacを買ったら、Mac用のソフトも揃えなくちゃいけない。最近はたいていのことはフリーウェアでまかなえるとはいえ、WindowsMacに資産を分割することは、どうも得策でないように思われる。iPodとの相性は、Macの方がいいんだろうけど……。あ、それにEvernoteクライアントもMacの方がいいのか……しかし……。 とにかく、SONYに友人はいるけど、Appleに知り合いはいないのだ、残念ながら。(あ、Mac誌に知り合いが一人いたっけ……) というわけで、第一候補はやはりVAIOとなる。SONYと松下くらいしか知り合いはいない(知り合いのいる会社から買いたいらしい)が、既に私はメモリースティックの奴隷ということもあり、他のパソコンを買う気がしない。オーナーメイドモデルでキメ細かく自分に合った仕様を選べるのも嬉しいし。 候補としたのは、モバイルノート。ただし、typePがあるので、モニタ12~13インチクラス。主に自宅マシンだが、大画面が必要とされる場面では持ち運ぶことも考慮に入れる。というか、仕事などは新マシン、そしてプライベートなど、ちょっとしたおでかけにはtypePで、というスタイルを想定する。 typeX、typeS、typeG、typeZの4機種のオーナーメイドをいじって、何がどう違うのか、調べてみた。以下大ざっぱな印象。 ◆typeX:光学式ドライブなしの超薄型軽量モバイル。ドライブ不要ならこれ一択。typePと外付けドライブを共有することでコストも抑えられる。 ◆typeG:ビジネス機。コスト重視なので、比較的低価格で、DVDドライヴ付の、そこそこ動くマシンが手に入る。 ◆typeS:ローエンドなバランス機。高いスペックを必要としないなら、比較的自由度の高いオーナーメイドが可能。 ◆typeZ:ハイエンドなバランス機。全てのオプションがハイパフォーマンスで、最大構成だと40万を越える。 今の私の気分としては、typeZが一番欲しい――予算さえ無視できるなら。というのも、最近気づいたことだが……いや嘘、前から薄々知ってはいたけど……私の活動の大半はPCに依存し、PCのパフォーマンスがけっこう重要だったりするのだ。これが快適なら、きっと人生快適。そんな気がする。違う? webのオーナーメイドでtypeZのオプションをいろいろいじってみたが、わたし的な分岐ポイントは光学式ドライヴみたい。DVD→ブルーレイにすると+5万円、というのがどうしても想定予算を超える。ブルーレイを選ぶなら、それ以外の全てのオプションを最低にしないと、とても購入できそうな気さえしない(パソコンに30万も40万もかけられるわけ、ないじゃん!)。逆にDVDで満足するなら、割と十分なスペックを追求できる。 うーん。まだ映画をブルーレイで見るような機会はあまりないし。データのバックアップも、ブルーレイを使うよりは、LANハードディスクを使うか、クラウドで足りる気がする。今はパフォーマンスだわさ。 というわけで、typeZで私の希望する構成は26万円くらいということがわかりました。 ……それだけあったらMacBookAirのいいマシンが買えそうな気も(このページの最初に戻る)

■一年前の日記 2009年08月23日 ゆりかごから墓場まで/星を見る人