フィリピンへ届け/Over the Distance

現在、パラサイヨの本隊はフィリピンを訪問している。年一回、恒例のフィリピン訪問。恒例っていうか、パラサイヨのもっとも重要なイベントだ。この訪問のために、パラサイヨの全員は活動をしているのだ。 今年は、技術班の連中(といっても、正式な組織ではないが、技術に詳しい連中)が、大きな試みをすることになった。 名付けてプロジェクト「Over the Distance」。フィリピンからの中継、そしてこちらからの双方向中継だ。フィリピンに行きたくても行けなかった日本残留組のため、そして残留組に会いたい、と思う子供たち(毎年行くので、特定のメンバーを待っていることも多い)のため、USTREAMで中継する。フィリピン側会場の通信環境が完全には調査できなかったため、ぶっつけ本番的な側面も。LANの端子が近くに取れなかった事態をも想定して、技術班の連中は10mほどもLANケーブルを持っていったらしい。

メンバーの一人がオフィスのミーティングルームを提供してくれた。そこにツアーに行けなかった残留組が集まって、飲んだくれ……もとい、酒など酌み交わしつつ、日本でツアーの気持ちをシェアするという試み。 16時からスタートということだったが、私は遅れて18時に到着。13人くらいもいただろうか。次第に人数は増えて、最終的に20人近くになったと思う。 お菓子や飲み物たくさん。中継の映像を肴に飲み食いする。 小生のtypePとPocketWiFiも、サブマシンとして意外な活躍。 メインのPCがDVDの10周年映像を再生している間、私のtypePがフィリピン会場の映像をモニターするなど。お役に立てて何より。 でもやっぱ、USB充電しながら使えないPocketWiFi不便だよ。ACアダプタごと持っていけば良かった。重要イベントの時には、必要だね。 みんなとゆっくり落ち着いてお茶とか酒とか飲みながら、それでいてフィリピンの様子が見られるのはホント便利。中には「フィリピン行くよりラクだな」なんて不謹慎な?ジョークも。 結局、日本→フィリピンの通信はなぜか音声を送ることができず、映像のみになってしまったが、それなりに子どもたちも喜んでくれたみたい。 ◆2010-09-08追記 マコトノハ:Over the Distance

■一年前の日記 2009年08月21日 ノートPCの歴史にまた新しい一ページ。