羊頭狗肉に孔明の罠

カミさんがカーシェアリングのチラシを持ってきた。カーシェアリングというのは、車を社会全体がシェアすることで、排気ガスとか、なんとか、そういう維持コストを下げようという、コンセプトだと聞いていた。エコロジー的な観点からも、あるいはそうでない、単純に効率的な都市設計の観点からも、研究されている部門だと私は理解している。間違っていたらそう言ってくれたまえ。

ともかく、カミさんがびっくりして、私に見せたチラシというのが、たしかにびっくりするだけのことはある。 車のステーションとして6店舗しかチラシには載っていないのに、そのうちの1つはうちの近所のコンビニ、もう一個はカミさんの実家からほどないコンビニ。これが本当なら、このサービスは、ほとんどもがみ家をピンポイントで狙っているような……待てこれは孔明の罠だ。 ネットでよくよく調べてみたら「(車は)元のステーションまで返却して頂く必要があります。乗り捨てはできません」。 なんだよー! 阿呆かー! それじゃただのレンタカーだろ。偉そうに“カーシェアリング”とか名乗ってんじゃねーよカスが。 なんつーか無性に腹が立ったっていうか。そもそもこいつカーシェアリングが何かわかってんのかとか。 というわけで羊頭狗肉に腹が立った次第。

■一年前の日記 2009年08月27日 あら探しの才能/購買の名にかけて