多苗尚志という侠(おとこ)がいる。侠って書かないと機嫌を損ねるめんどくさいヤツだ。めんどくさい仲間と言っても良い。
知人がシンガポールに赴任するのをダシにして12の家族が集まってキャンプするというので行くことにする。毎度のことながら詳細はよくわからないが、そういう細部に拘っていては多苗尚志を楽しめない。
移動
娘は東京駅の乗り換えでお気に入りのおもちゃネックレスをホームに落としてしまい、消沈気味のスタートだったがなんとか車内で気分を取り返す。
千葉駅から12駅の横芝へ。カミさんによれば特急でなら6駅ですむとのこと。
横芝。交通系ICの精算で手間取る。田舎の洗礼。
駅前の観光案内所にはおじいさんがいて相談にのってくれる。
タクシーは駅のロータリーに3台くらい待っていた。
砂浜
チェックイン可能時間より少し早いのでタクシーで木戸浜海水浴場へ。カミさんは海が好きだ。私には何がいいのか分からんが。
海岸で砂丘の頂上を娘とカミさんが通る時に振り向かせて植田正治風に。風が強くてポージングするどころじゃなかった。
この後、友人家族とたまたま合流。友人がピストン輸送で今日の宿泊地「ナンジャモンジャ」まで送ってくれる。助かるぅ。
ナンジャモンジャ
到着するといろいろ説明を受ける。子供には「おもちゃ引換券」が与えられ、ちっちゃなおもちゃを一つもらえる。娘はフリスビーを選択。まだ水平に投げられないが。
パーティゲームの貸し出しもしており、備蓄量の多さに感銘を受ける。
部屋はロフト付き。同室の家族はまだ乳児がいるのでベッドを譲り、うちの家族はロフトを選択。
みんなで草っ原でご歓談の後、夕食はバーベキュー。テーブルの調理担当のレベルにより、テーブルごとに食事のレベルが異なった模様(苦笑)
だいぶ風が強く、食事を部屋に持ち帰って食べたいとのニーズはあるが、会場のルールとして不可とのこと。おそらく飲食店として食中毒に関する制限があるために、部屋に食材を持ち込めないのであろう。その場で消費するしかないようだ。
その後、私は長距離移動で疲れて寝てしまった。他の人たちは集まって飲んでいたようだが。
詩の語の録
1年前の日記
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