行方が知れない/占ってはみたものの

上海で夕食。四川料理「火鍋」。

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同心円の鍋の中央に辛いスープ、周に普通のスープが入っているので、好きな方で具材を煮て食べる。肉は牛肉または羊肉をしゃぶしゃぶの要領で煮るのだが、肉が薄くて、箸で漬けているうちに千切れて大半が行方不明になる。のを楽しむのが上海ッ子の粋な食い方(ウソ)。 10元で薬味1グラス分を追加可能。四川の薬味、XO醤コリアンダー、ガーリック、ローストガーリックなどなどたくさんあるのを、好きなように1グラスに盛る。味が混ざるのは避けられないので、まぁ1種類に限るか、それとも適当にブレンドするのか、どうなんでしょ。 味は美味しい。量もたくさん。肉の割合はそう多くなかったけれど。 夕食の後、ガイドさんに無理を言って離団。 というのも、Googleマップで夕食の店の現在位置を見たところ、記憶にあるスリーエスの上海子会社の事務所が近いと思われた。Googleケータイでスリーエスのwebを見て、住所をチェック。やはり近そうだ。そこで、ガイドさんにお願いして離団させてもらい、歩いて行ってみることにした。「何か問題があるとガイドの責任になるから」と再三、念を押されるのこと。 上海の夜道は暗い。比較的中心地に近い場所のはずなんだけど、けっこう街灯の間隔が広い。人通りはそこそこあるんだけど。まぁ私なんかは、神経が細いので、海外に行くと無条件に緊張する。人が居なければ居ないで心配だし、居れば居たで心配だ。何に警戒すればいいのかが、海外ではよくわからなくなる。 道は不案内だが、Googleマップのお導きがあり、なんとか探し当てることに成功。日曜の夜で事務所は真っ暗だったけれど、とりあえず探し当てたことで満足。同じビルの2階の上島珈琲で休憩。たぶん、上海では超高級店かもしれない。 テーブルに、懐かしの星座占いマシンが置いてあった。自分の星座に1元コインを入れてレバーを倒すと、小さな巻物状の占いが出てくる仕組み。懐かしさについやってみたが、出てきた占いは当然中国語で、読めるわけがない。会社で中国語好きの同僚にあげよう……。 珈琲店で夜の行動計画を練る。別のツアー客が話していた「電脳城」へ行ってみようということに。ネットで情報を調べるのこと。歩いて1号線駅へ。思った以上に遠かった。嗚呼、上海縮尺。