アッキーとA嬢

アッキーとA嬢に対面したのは、実は同じ日付ではないかと思う。「私には夢がある」という会社の餃子パーティに引きずり込まれたあの日だ。犯人はもちろん多苗尚志。 アッキーの名前を聞いた時に「スピードの哲人」だと思ったような記憶があるから、それより以前に多苗尚志ブログで名前を見ていたのかもしれない。まあ記憶違いかもしれないが。 その日は、アッキーの横に座らされた。一座の並びを見た尚志が「これは常識順になってる」と言ったのを覚えている。彼の方が私より、ちょっと非常識ということらしい。(非常識を標榜する私としては屈辱的だ) ところで、アッキーとA嬢は非常に仲がいい。私がもし悋気の強い性質だったらさぞ腹を立てたことだろう(幸いといっていいのか、私は悋気の強い性質ではない)。してみるとこの二人は同じテンポで人生を歩いているように思う。人に遠慮することなくスピードと効率を重視し、仕事において並ぶ者なく有能である。遊びの予定を決めるにも躊躇がなく、決断力に優れている。二人の気が合うのも無理からぬ、というよりは、気が合わないわけがないといった感じさえする。 それでいて、その二人ともが私を評価してくれ、私の友人でいてくれる。これは実に有り難い。文字通り有り難く希有なことである。 感謝をこめて。

水晶堂: もがみ&アリー