Salty Stuff/退き際

【2006.12.18の日記】 今日はT氏とランチする日。 恋人が一緒に行きたがったので、T氏の了解を得て一緒に行く。 待ち合わせ場所は、表参道の青山ブックセンター。 そのすぐ脇にある、UN CAFEというお店へ。 肉料理のコース、魚料理のコース、サンドイッチと3種類のランチがあり、 いずれもオススメとのこと。 私が選んだのは魚料理のコース。やや薄味だけど、美味しい。 恋人を連れて初対面の相手に引き合わせる、というのは初めてなので 心なしか緊張する(苦笑) 家具の話などをしていたら、IKEAの話題が出たので、 そうだ、明日はIKEA港北に行こう、と思ったりした。 仕事に戻るT氏と別れた後、恋人と散歩。外苑前辺りまで。 彼女の前職の職場があった辺りだ。 仕事の逸話などを問わず語りに聞きながら、 散って終わりかけの銀杏並木を歩く。黄色い絨毯が厚い。 学生時代、フランス語文法の授業を受けている窓の外、 輝きながら降りしきる銀杏を見たのを思い出した。 あれは、本当に綺麗な光景だったなぁ。 散歩していて、背の高いベビーカーを見かける。おそらく外国製だと思うけど、 母親のおへそか胸くらいの高さにかごがついていて、 その中に赤ん坊が寝ている。 赤ん坊ごと倒れたりしそうでちょっと怖いけど、 かがまなくて済むから世話は楽かもしれない。 あとお母さんの顔が近いと、子供も安心するかもね。 そのまま歩いて青山墓地方面へ。恋人さんオススメの、ショコラティエ。 塩チョコというのを食べる。 塩っけの強い、ちょっとクッキー地みたいな感じのさくっとしたチョコ。 なんとなく、この甘みと塩みの混じった感じ、和菓子にありそう。 チョコ嫌いの恋人さんは、これがお気に入りだそうだ。 私も美味しいとは思うけど、ノーマルのチョコに比して、 取り立てて好きってほどではない。 どうも恋人さんとは、要所要所で好みが合わないのが可笑しい(苦笑) お互い、自分の好きなものを相手に勧めると、たいてい合わない。 変なものだ。 また歩いて渋谷へ戻る。 彼女は100円ショップに用事があるらしい。 センター街にあったよね、と彼女は言う。 私は渋谷エリアには100円ショップはないはずだけど、と返す。 彼女は譲らず、結局二人でセンター街へ。そのうち、謎が解けた。 昔、BUNKAMURA通りにあったダイソーを彼女は記憶していたのに違いない。 でもそのダイソーは、かなりずいぶん昔になくなってしまったのだ。 今では坐・和民が入っているわけですけども。 (後になってひでくんi嬢の家の近くに99円ショップがあったことに気づいた。  あれは渋谷エリア、と言ってもいいかもしれない。  でも厳密には恵比寿エリアかもしれないくらい、距離がある) 渋谷駅から、恋人さんの用事につきあって、学芸大学へ。 行きつけの紅茶専門店LAVINIAを彼女に紹介しようかと思ったが、 考えてみると彼女は紅茶もコーヒーも飲めないのだった。 そんなところも好みがズレている(苦笑) 学芸大学のSさんのお宅。そこでしばらく、 恋人さんが用事を済ませるのを眺める。 ここでも、私と彼女の交際はいい話のタネになっている。 ただ、肌で感じたトコロでは、このコミュニティでの私の評価は低い(苦笑) というか彼女の評価が非常に高いために、相対的に私の評価が低いんだろうな。 会話の温度が異常に低い気がする。 このコミュニティの中では比較的私と彼女の交際に好意的だという噂のA氏に、 忘年会に誘われる。私としてはこのコミュニティにとどまるべきか、 潔く去るべきか迷うところだが、 恋人さんが参加することでもあるし、一緒に行ってみることにする。 忘年会へ。一応、スタッフのヘルプというカタガキで。 会場で写真を撮っている人が誰もいなかったので、 主催のお二人に確認をとり、自前のデジカメで撮影をする。 あと会場にコルク抜きと栓抜きがなかったので、 自前のツールナイフを使って処理する。 ま、一応スタッフとして貢献したと言えなくもない。 持ち寄りのパーティだったので、食べ物が大量に余ってしまった。 主催のSさんに「コンビニでタッパーを30個くらい買ってきて」と言われる。 コンビニでは発見できず、件の遠い99円ショップまで汗だくになって往復。 大量のタッパーを抱えてやっと戻ってきたところ、Sさんの反応は呆れ顔。 その時になって気がついた。 Sさんはモノホンのタッパーウェアを希望していたのではなく、 プラスチック製のただの薄っぺらな容器を必要としていたのだ。 コンビニで重ねて売ってる、プラスチック容器な。 あああ。気が利かないな、俺。 忘年会終了後、恋人さんは 「もがみさんは今日はスタッフ以上に働いてたねー」と 本気でそう言ってくれてたけど、私としてはなんか非効率な働きだったなー。 やっぱりあそこで潔く去るべきだったかなー。 と思って凹みがちだったのでありました。ぎゃふん。