質問付忘年会

今日は製品課の忘年会。幹事私。

私が幹事であるからには、何の変哲もないつまらない飲み会にはしたくない。どういうことかというと、以下の3点に集約される。 1.赤羽は避けたい。 2.普通の飲み屋は避けたい。 3.ただ飲むだけは避けたい。 うちの会社の人たちは真面目で遊びの経験が少ないので、つい「近く」の赤羽になり、つい「普通」の飲み屋になってしまいがち。いや、私だってめちゃ遊んでるというわけではないけれど、それでも人よりは多少ヤクザな遊び人生活を送ってきたので、そういう飲み会ばかりじゃつまらないな、と思う。ちょっと出ようよ。 11月下旬、たまたま機会があった時、社長に「今度の製品課の飲み会は池袋にします。面白い店にしようと思うので。ちょっと会社からは遠くなりますが……」と言ったところ「若い者が赤羽なんかでくすぶってちゃダメだ。たまには都心に出ねえと」と心強いお言葉を頂戴しました(笑) うちの会社から赤羽の次に近い候補地というと、これは池袋だ。池袋に住む友人Y(12/26に結婚式を挙げる予定)にメールでオススメのお店はない?と教えてもらう。こういう気軽な質問の仕方はうちのカミさんに学んだもの。友人Yは挙式前で忙しいのに、快く教えてくれた。 「池袋なら魚串炙縁という店が熱いです」 彼の住んでいる場所の近くにあり、居酒屋てっぺんの姉妹店らしい。居酒屋てっぺん、というのは、元気な朝礼をやることで有名なお店。夢を追い求める若者がバイトで働く熱気のあるお店で、渋谷で一度行ってみたことがあるが、店員がはきはきして元気だし、誕生祝いとかお店を上げて祝ってくれる。そういう元気な店である。 うちの生真面目な子たちに、見せてやりたいお店じゃありませんか。11月の内に下見して、予約も通ったので、安心してゴー。 天気はあいにく雨模様。お店がちょっと駅から遠いのが難儀だが、みんな文句も言わず、歩いてくれた。下見しておいて良かった。ちょっとわかりにくい場所なので、雨で迷ったら目も当てられない。 この日たまたまセミナーに参加していた部長は開始時間の90分も前から一人で飲んでいた。「ここは応対いいぜ」と既にご満悦。 お店の人が元気に出迎えてくれて、忘年会の雰囲気にも良い影響。 1時間たったところで、幹事よりおもむろに、イベント発生。今年の振り返りを各人発表してもらう。ただそれだけではつまらないので、飛び道具を用意してきた。 名刺サイズのカードにさまざまな質問を印刷したもの。これはサンフランシスコMOMAのミュージアムショップで見かけた「Table Topic」というカードが元ネタで、自分で質問を考え、名刺サイズに印刷してきた。「Table Topic」見た時から、こういうの作ってみようと思っていたのだ。国内では東急ハンズなどで売っているカードゲーム『UNGAME』がこれに近い。 各人に1枚ずつひかせて、振り返りを発表し、質問にも答えてもらう。なかなか面白い話が聞けて楽しめた。 店員さんとの話も盛り上がり、翌日16時20分からの朝礼に弊社から若者2名が出席することに。 個人的には、いろいろ満足な忘年会でした。