うちの近所のバスは赤羽行きが1時間に一度通るだけ、というど田舎仕様になっている。それが毎時10分頃なのね。で、北赤羽の駅でけっこう電車を待たされることがあるもんで、偶然10分頃に通りがかってバスが来た時には乗った方がいいんじゃねーの?と思っていた。今日たまたまタイミングがあって、乗り込んでみた。(結論から言うと、かなり遠回りするのでやっぱり電車の方が早そう)
基本的にはこのバスは駅まで行くのがしんどい地元老人たちの足になっていて、じいさんばあさんたちが乗るものと相場が決まっている。若い人はほとんどいない。
で、ばあさんたちは乗り込んでくると、やっぱり入り口に近い椅子に座るわけ。あんまり奥まで歩くのはしんどいし、なんせとりあえず座らない事には運転手が出発させないもんだから、まんず入り口近くに座るわけです。
ところが、その後、別のバス停に止まった時に、そういうおばさんがあたふたと、奥の方の席に移動してくる。なんだろな、と思うと、バス停でこれまた輪をかけてよぼよぼの、杖付いて足の悪そうな爺さんが乗り込んでくるわけですよ。で、おばさんが空けた席に座る、と。
下町っぽいというか、基本的な人情というのを感じた。なかなかやるじゃん、じいさんばあさんも。
今後、こういうのがどんどん必要な社会になっていくのかな。
■一年前の日記 2009年10月17日 玄界灘へ 釜山観光課主催クイズ大会/もう一度 あの素晴らしい韓国語を二度三度 海賊船長“海のシャチ”花火を独り占めの巻/燃えたろ? ダイヤモンドブリッジの夕焼け 釜山花火大会 花火モードは船酔い気味/釜山花火大会 カジノじゃない釜山へ/どうにかなるでしょ