お久しぶりの代わりに、おかえりなさいと言おう/着た切り雀

名古屋港を散策。ダナルヅで買ったパイを食べながら時間調整。 からくり広場では、時計が時報代わりに浦島太郎の何かを演じていた。遠目でよく見えなかったが、煙を吹いていたのはたしかだ。

20091015_163431_0.JPGクルーズターミナルで、豪華客船ぱしふぃっくびいなすの乗船受付。近くの橋の上からロビーの様子が見えて、見覚えのあるフィリピン人バンドの演奏が見えて懐かしい。 ビルに入ると、懐かしいクルーがちらほらお出迎えしてくれる。1年以上ぶりに乗る船で、クルーから「お帰りなさい」と迎えてもらうのは、思ったよりも嬉しく暖かい気持ちになる。でも、私は新婚旅行の時には無精ヒゲをぼうぼう伸ばしていたので、みんな判別できないらしく、カミさんを認識してから、その隣の私を認識しているみたい。 宅配便で船に送った荷物を開く。洋服が少なくてカミさんに叱られる。なんとなく3日くらいの旅のような気がしていたが、よく考えるとこれは5日間のクルーズなのだった。しかも船内夕食は襟付きのシャツが必須だったりして、たしかに全然足りてねー。失礼しました。 20091015_185957_0.JPG名古屋から出港。船内には38名しか客が乗っていない状態。神戸から300人ほど乗ってくるという。当面、どこへ行っても客よりスタッフの数の方が多い。エントランスでのフィリピン人トリオの演奏も、お客さんが少なくて寂しそう。 夕食の後、ダンスホールにてダンスタイム。これまた人がおらず、ほとんど我々夫婦の占有に近い。新婚旅行の100日間でみっちりやったダンスをあらかた忘れている。 4~5人いるダンスの先生方が(ヒマなので)よってたかって教えてくれて、なんとなく形を取り戻す。細かいところは思い出せないが、なんとなく。姿勢とかボロボロになっているところに波状攻撃で指導を受けて、かなりフラフラ。姿勢が崩れるのを無理して踏ん張るので、足の小指とか痛い。 夜食。新婚旅行で仲良くなったフィリピン人クルーと話しながら。彼の2才になる子供の話題とか。ああ、帰ってきたんだな。