枕を抱き、枕と語る

【2006.05.01の日記】 簡単に旅行の記録。 本日のBGM アルバム『ボクハ・キミガ・スキ』より 谷山浩子「海の時間」  ずっときみとこうしたかった  寒い夜にベッドの中で  頬と頬をくっつけあって  雨の音を聴いているよ 一泊の家族旅行。9時半に川崎で合流することになっていたので、 あんまり眠れなかった。ギリギリで到着。車はもう来ていた。 車に乗ってアクアラインへ。初・海ほたる。 なんつーか……雰囲気は、昔乗った川崎~木更津フェリーと大差ない気が(笑) まぁそれなりにお店とかあるけど、11時営業開始が多くてあまり開いてない。 一軒だけ開いてるお店があったので、軽くお茶して休憩。 この日はとにかく風が強くて、閉口する。 海ほたる~木更津間は、強風のため40km規制になっていた。 なにせ海上なので、下手するとハンドルとられるくらい吹きまくっているのだ。 木更津方面から南へ下る。 母親が「いちご狩りがしたい」というので、途中見かけたいちご狩り場?に入る。 相変わらず外は強風が吹き荒れているが、ハウスの中はそこそこ落ち着く。 「本当に美味しいいちごなら練乳をつけなくても旨い。それが茶の湯の心だ」 と脳内山岡士郎が語るので、そのまま食べる。 ……。 「しかし今回の勝負ではあえて練乳を使ってみた。  それは甘いものへの憧れを盛り込みたかったからです」 とまことしやかに脳内山岡士郎が語るので、練乳つけて食べた。 いちご、甘いことは甘いんだけど、生ぬるいのがどうもね。 冷蔵庫マンセーです。 あと、時々カビがあるのが気になります。 ま、畑のものだからしょうがないんだろうけど。 いちご狩りから後、しばし私の運転でドライヴを続けて、房総最南端、白浜町へ。 とりあえず予約していたホテルに入る。 このホテル、サービスが細かいというよりは、 従業員が顔色をうかがっていて今一つ落ち着かない(汗) ま、悪いサービスではないんだけど。 ホテルに荷物を置いた後、近くの野島埼灯台へ散歩。 日本で2番目に古い灯台らしいが、 今あるのは関東大震災後、再建されたもので、とりたてて趣はない。 トビウオの「かっとびくん」像がかっとんでて可笑しい。 近くの神社もさらっと眺めて帰宅。 とにかく風が強くてさ。疲れるのよ。 ホテルに戻って、お風呂、それからご飯。 料理が非常によかった。量も多く、美味しい。 海鮮関係が充実しているのはもちろんのこと、 洋食のシェフが腕をふるって頑張っていた。 伊勢エビのパイ皮?包みとか、 豚肉のジェノベーゼ風?ソース煮こみとか。 料理重視の宿泊プランにしたらしいので、それが正解。 一泊なら保つだろう、と思ってノートPCの電源アダプタを持って行かなかったのだが、 デジカメの写真を転送し、日記を書いていたら、ほどなく電源が落ちてしまった。 あらら。意外と保たないね。電源落とさずにスリープにしてたせいか。 今度からちゃんと電源落として、アダプタ持って行こう。 あと持ち運びしやすい電源タップも欲しいなぁ。 旅行用の持ち運びしやすい電源タップ、探せばありそうなもんだけど。 食事の後は、することもなくて20時には布団に入ってしまう。 当然、25時に目覚めて悶々とする。 一度は部屋を抜け出して大浴場前のロビーへ行った。 ジュースを片手に、まったり考えごと。 例によって雑念。議題は「私憤と義憤のあいだ」または 「想定外の事態:『でも、お前ホントは俺のこと好きなんだろ?』  という阿呆なセリフの存在意義と使用方法」。 部屋に戻ってからも寝付けず、 布団の中で枕とZaurusを相手に延々脳内恋愛談義。 27時頃、さすがに家族も起き出してきたので、雑談。 朝は遠い。