踊る魯迅公園

朝食をとった後、ホテルの横にある市場を見て歩く。なかなか賑やかで、ホントに地元の人たちが好んで使っているのがわかる。こういうトコで、あんまりちゃんと写真が撮れないのが残念。小心者だから。

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バスで移動。魯迅公園へ08:30くらいに到着。上海の、特に高齢の人たちは体を動かすのが好きで、朝、この魯迅公園はスポーツをする人たちで大変に賑わうのだという。これまでもバスで移動する途中、広場で太極拳をしているのを見かけたりすることはあった。 公園に着いてみると、これがまた「賑わう」というのにふさわしい人出。どんだけ混み合ってんだよ、というくらい人がいる。所狭しと太極拳、ダンス、剣舞、体操など、あらゆる運動をやっている。人にぶつからないように歩くのに苦労するくらいだ。教えている人がちょくちょくいて、どうもそういう人を核にして人が集まるらしい。一種の社交場でもあるわけで、人づきあいが合わないと言っては別の派閥に写ったり、このダンスに飽きたといっては別のスポーツに加わったりといった人の動きもあるらしい。 コートではバトミントンなどやっているところもある。かと思うと、筆で地面に何やら文字を書きまくっている人がいる。何の文句なのかわからないが、ペットボトルの先端に筆のようなものを付け、水で地面に文字をつらつら書いている。これがまた達筆で、書の国の層の厚さを感じさせる。人々がふみつけていくし、水なのですぐ乾いて読めなくなってしまうのだが、しかしこれホントに何を書いてるんだろうな。老人が多いが、たまに学生っぽいのもいる。あるいはまた、二胡を演奏しているおっさん楽団もある。 一応魯迅先生の像を拝みに行く。写真とか撮ろうと思っていたが、幼稚園の集団が何かの練習中で(魯迅像で何のイベントがあるのかわからないが)、近づけなかった。 公園を出た後、そのまま歩いて近所の文学小径へ。魯迅先生をかくまった人の像とか眺めるも、誰もちゃんと魯迅のことを知っている人はツアーにおらず、当然ガイドさんの説明も適当。やはり予習は大事だネ。