にこやかに、ケンカをせずに

「本番までドレスを見せない」という新婦の希望で、新婦リハーサルと新郎リハーサルを分けた。単独リハーサル。入る、一礼、進んで、それから一礼、新婦を新婦父から受け取り、賛美歌、誓い、指環の交換、キス、etc, etc。 外国人の牧師さんがにこやかにやってくれる。にこやかだというのは、緊張を和らげる効果があって、いい。 その後、控え室というか、小チャペルでお客さんが入るのを待つ。 ホテルのK氏が、自分の新婚生活についてずっと話し続けていた。曰く、新婚旅行はケンカしちゃいけません。ボクがそうだったから。そりゃあ地獄ですよ。一日ずっとカンカンに怒ってました。翌日に仲直りをして、それから30年間ずっとケンカ一度もしていないんです。新婚旅行のお土産は女物がいいですよ。奥様にどうぞ、と言って渡せば、夫婦両方に喜ばれますから。男性に喜ばれるものを送っても旅行には薬は必ず持って行った方がいいですよ。使わなくていいんです。でも持っていかないとイライラしますからね。 新婦に「お父さんから引き継ぐ時に誓いの言葉を言って」と要請されていたので、ちょっとゆっくり台詞を考えたいんですが(苦笑)