馬鹿の妙味

披露宴で余興をお願いする我武者羅應援團のM氏と打ち合わせ@白金高輪ランチ。中華料理屋にて。恋人さんの仕事の昼休みに。楽しい余興をやってくれそう。熱心にシナリオを練ってきてくれて、楽しみ。 結婚式でテーブルに飾るペーパーアイテムの凝りようを見て「あなたたち馬鹿ですね(笑)」と大変素晴らしいお誉めの言葉を頂戴する。私は大喜びだが、恋人さんは「馬鹿」の妙味が理解できない様子。するとM氏は私に向かって「あなたが馬鹿なんだね」。そう、そうなんですよ。子どもですから。キャッホー! 仕事に戻る恋人さんと別れる。M氏と帰りの電車の方向が同じで、少し話し込む。 夫婦間のケンカについて。船旅の間、ケンカが心配だという話をしたら、M氏が示唆に富んだ話をしてくれた。M氏はアウトドアのインストラクターなんだけど「アウトドアでは、顔つきあわせて行動を共にしないといけない状況が多いから、摩擦も多い。でも、摩擦を越えた先にもう一つ上のステージがある」。また、アウトドアで摩擦が生じた時に使うメソッドだという、「コミュニケーションホイール」という単語を教えてくれた。「自分の感情を伝える」とうまくいくことが多い、とのこと。たしかにこれは私が一番苦手としていることだ。「あなたは~」と決めつける発言は一番良くない、とのこと。これも、往々にして私がやってしまいがちなことで、反省。 M氏の話し方は、非常に示唆に富んでいながら説教臭くなくて、素晴らしい。