ドアの外にいる

今日のミーティングで突然、文具担当をやってもらうかもしれない、と言われた。もちろんまだ未定の話。
もしそうなったら、会社の文具通販の仕入れから売り上げまで責任を持つことになる。。
やれる自信はまるでない。何をどうやればいいのかもわからない。時期尚早という気もするけれど、じゃあいつになったらできるんだよ、と言われるとまるで当てはないので、いつだっていいんだろう。
完璧にやろうと思うから無理だと思うわけで、適当にできるとこまでやろうと思う。最悪なケースでクビになるくらいで、そしたらフリーランスに戻れるというだけだ。

もっとも有能なセールスマンでさえ、ドアの外で躊躇することがあるという。そんな時、彼は自問自答する。
「考えられる最悪の事態は何だ?」
「甲斐なくつまみだされることだ」
「なら、今いる場所と同じじゃないか。何をためらう必要がある?」

フリーライターに、失うものなんか、あまりないんだってこと。まぁ、時間の自由は別にして。

サイドリバー 遊ぶための10か条