8ページのA6サイズコピー紙を100秒で製本する方法

量産は効率が命である。

ここ何回か文学フリマに参加する時期になると「フリーペーパー制作効率化のために、まずフォーマットを統一せねば……」と思っていたのを、今回思い切ってやることにした。これまでのフォーマットは、「A4を畳むだけのもの」と「切ってステープラーで止めて製本し」と何種類かあったし、サイズもまちまちでいろいろ気になっていた。

まず、フォーマットを統一して、簡易製本がしやすいようにした。

実はもう以前に、A4印刷し、丁寧に折って、ステープラーで止め、見映えのいいマスキングテープでステープラー針を隠し、最後に折り目のところを切り開けば8ページの冊子になる、というフォーマットを作成してあった。
これは(自分で言うのもなんだが)画期的で、どんな文章でもここに流し込めば、とりあえず8ページ作れる。フォントサイズと行間を少し調整してやれば、だいたいなんかうまく入る。後でみんなに使ってもらえるように公開しようかな。 手順を動画で撮ってみたら1分30秒よりちょっと長かった。100秒だ。100秒で製本できるフォーマットだ。

量産は効率が命である。私は製造業でそれを学んだ。まず最適化。それが量産の重要なポイントなのだ。

今回、手元にあるフリーペーパー用の原稿をあらかたこのフォーマットに移し替えたので、後は文学フリマ東京39まで、印刷して折っていきたい。

以前、内部的に「憂鬱な子供を一瞬で幸福にする方法」というテーマで書いたものが、私の書いたのとメンバーが書いたの、一種類ずつあるので、これもそのストーリー付きでフリーペーパーにしてみよう。フリーペーパーの表紙か裏表紙にその旨書いておこうかな。

私がカクヨムに載せているお話も、一部をフリーペーパーにして配ってQRコードで「続きはこちら」する手もあるし。 やることいろいろあるな。