昨年4月に転職をして入った会社、私のいる部署ではフルリモート&フレックスタイムが認められている。
なので、ずっとリモートワークでも仕事はできるのだが、あれこれの理由があり、オフィス(ここでは仮に秋葉原としておく)に月に3~4回くらい出社している。出社奨励デーの時もあるし、自宅にいない方がいいという個人的な選択の場合もある。
出社する日、天気がよかったら自転車で行くことにした。
なにせ普段まったく体を動かさないので、少しでも体力を使わなければならない。私が唯一、許せる?運動が自転車なのだ。 本当は、会社の駐輪場割り当てをもらった年明けくらいから自転車で出社しようと思っていたのだが、家人に「花粉症の季節はくしゃみがうるさいからやめろ」と言われ、花粉症が終わるまで待った。だから5月くらいから、月に2~3回、自転車で通勤している。
しかも誕生日に新しい自転車に買い換え、快適さがアップ。いろいろ装備も充実させて自転車通勤を快適にしたい。
自転車通勤はルート探索との戦いだ。自転車の場合、Googleマップもまだ完璧からはほど遠く、実際走ってみないとわからない要因が多々ある。
- 平坦か傾斜があるか。
- 自転車用レーンが充実しているか
- 歩道は広いか
- 横断歩道があるか(片側にしかない交差点がけっこうある)
- 車通りが多いか
こうした要因は地図ではなかなかわからないため、実際走ってみて、たまにはルートを変更してみて、と試行錯誤をしなければならない。 5月からの会社へのルートの変遷はこんな感じだ。
- 都内を突っ切るコース。赤羽から巣鴨、本郷通り、お茶の水と南下する。そこそこ起伏があり、自転車には面倒。Googleマップで普通に自転車ルート検索するとこれになる。
- 自宅から赤羽、王子、尾久、日暮里、入谷交差点、上野と、京浜東北線の東側を下るコース。隅田川と京浜東北線の間を通るこのルートは意外なほど起伏がない。17kmほど。
- 自宅から赤羽まで荒川の河川敷を走り、王子からは京浜東北線の東側を下る。赤羽まで河川敷を通ることで信号に影響されない。帰りは真っ暗になるルートなので、VOLT800Neoという超絶明るいライトを買うまでは、復路には使えなかった。
で、河川敷を使っていてふと「このまま河川敷を走って行ったらどうなるんだっけ?」と思ったのがことの始まり。 会社近くの隅田川には河川敷はないので会社までまっすぐ行けないのはわかっているけど、どこまでいけるんだろう。
地図で見てみると、赤羽から荒川と分かれる隅田川は河川敷もないし、かなりぐねぐねと曲がっていて交通路としては向いていない。しかし荒川は河川敷らしきものが地図上も続く北千住まで河川敷を走り、そこから南下すれば会社には到着できる。Googleマップによると、距離は20kMほど。少し遠回りではあるが、河川敷は信号がないので、かなりスピードは出せるはず。
朝、新規ルートを開拓するのは何かあった時に遅刻しそうで怖いので、夜、北千住ルートを走ってみることにした。もちろん夜にこのルートを選べるのはVOLT800Neoがあればこそだ。
途中、夕食をとったりしたので正確な所要時間はわからなかったけれど、ルートとしてはわかりやすいし、朝の通勤にも使えそう。向かい風が強かったのは、時間帯によるのか河川敷のせいか。朝これが追い風なんだったらかなり助かるんだけど。 というわけで、次回、出社する日には、河川敷~北千住コースを使ってみようと思う。