家人が「ミスタージャンプに行く」というので、お付き合いする。
ミスタージャンプというのは、相模原市淵野辺にある、トランポリンを中心にした屋内アスレチック施設である。 カミさんがそれに付随して計画し、その近くのJAXAの交流棟を見学してから行くことになった。
淵野辺駅からJAXAまでは無理すれば歩けないこともないが、ちと遠いのでタクシーで。
▼交流棟はこんな感じ
見学は無料だが受付が必要。中をぐるりと見て回る。はやぶさ2をコントローラーで姿勢制御して小惑星「りゅうぐう」に着陸させるゲームとかあって、たぶんあのコントローラーOrbital2だと思うんだけど(けっこう高級なコントローラーデバイス)。
その後、JAXA職員の方によるガイドツアーに参加。これが面白い。 「屋外に展示されているロケットの一方は、本当に打ち上げる予定だった代物で、諸般の事情で打ち上げないことになったので燃焼試験だけやって、ここに展示されている、本当に飛ぶはずだった本物です。ただし先端部分はある事情から複製品にすり替わってまして、本物の部分がどこに行ったかというと、この屋内に展示されているこれ(展示室にでっかくそびえる先端部)がその本物の部分です」 とか 「イカロスは太陽風を受けて加速するユニットなんですが、この14m×14mの巨大な帆で太陽風(電磁波)を受けて、受ける推力は1円玉をちぎって落とした程度のごくわずかなものですが、宇宙空間では空気がないので、それを積み重ねるとゆっくりゆっくり加速することができるわけです」 とか 「ここははやぶさ2の着陸地点の画像を実物大で6m四方に床に表示していまして、こういう場所にはやぶさ2が降りたわけです。はやぶさ2への指示は光の速さでも間に合わないので、はやぶさ2自身が姿勢制御するために、反射素材のついたボールを投下して、その反射光を利用して着陸地点を目指します。後でフラッシュ撮影してみてくださいね」 とか。
娘はそれほど宇宙熱強くないけど、お父さんはたいへん楽しかったです。
ちなみに食堂や売店は土日はやってないし、向かいの相模原市立博物館にも飲食施設はない(喫茶室はがらんとした休憩スペース)ので、昼食とかはよそで食べる前提で行った方がよい。
そこから歩いて10分でミスタージャンプへ。 90分入れ替え制の屋内アスレチック施設。あんまり大きなロッカーはないので、私物を置いておける自動車で行く方がいいのかも。カウンターで預かってはもらえるけど。
トランポリン、スライダー、バンジーなど、さまざまな設備があり、小学生大喜び。命綱を付けてボルダリングを体験することもできる。私はしんどかったので、カミさんがだいぶ頑張ってくれた。 近所にあったら子どもは嬉しいかもね。瞬発力つきそう。
夕食は、かつて私が住んでいた東林間のピザレストラン、オールドヒッコリーへ。美味しいのは美味しいけど、淵野辺からわざわざ行くか……って感じではある。まあここのミラノ風のピザ、美味しいけどな。
一応、私(や母)がかつて住んでいたマンションも眺めつつ、小学生時代のエピソードなど娘にする。あはれなり。
新宿で家人と別れ、ヨドバシカメラなど眺める。デジカメのマイクロSDカードが認識されなくなっていたので、1枚購入。ほかにも物欲はあれこれ。