バルセロナ
夕食を必死で調理している私のところに娘が来て何か言っている。振り向いて見ると、本を片手に彼女は繰り返した。
娘「バルセロナ」
見ると、カミさんが読んでいる『アーティストの言葉』という本を勝手に読んだらしい。
彼女が示している見開き右ページは「サグラダ・ファミリア」…え? バルセロナってこれのこと?
改めて見ると、左ページは「アントニ・ガウディ」だから、右ページはサグラダ・ファミリアに間違いない。
たしかに以前、娘と一緒に読んだ『シティ・アトラス』というイラスト本でバルセロナのページがあった。
そしてそのときに「お父さんお母さんはバルセロナ行ったことあるんだー。このサグラダ・ファミリアも写真あるよ」と言って、父が撮った写真を見せた。
彼女はどうやらこれだけの情報から、きちんとサグラダ・ファミリアを同定し、「バルセロナ」という結論を導き出したらしい。
下手すると自分より賢い子に何を与えたらいいのか、なかなか迷いますね。
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詩の語の録
美味しい気遣い
娘「ウィンナー美味しい」
娘「昨日(=過去)(お父さんの料理は)美味しくなかったのにね」
父が調理したウィンナーを食べて。以前「美味しくなかったよ」と言ったら父が凹んだので、それ以来、気を遣って父の料理を食べたら美味しいと言うようになった。やさしいしと。
あした治るか
娘「(舌を噛んで)噛んじゃった…」
父「あらそうなの?かわいそうに、どうしてあげることもできないよ」
娘「…あした(=未来の一時点)治るさ」
相変わらず娘にとって「きのう」は過去全般、「あした」は未来全般を指す模様。
1年前の日記
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