世界をひさぐ者/いなくていい人

【2007.06.16の日記】

本日のBGM アルバム『海へ行こうよ』より 大城光恵「ごはんを食べたら」  ごはんを食べたら 急にやるせなくなって  胸がいっぱいになったから  いろんなこと考えた  ごはんを食べたら お腹の虫も治まって  仲直りのキッカケを2人探してた # 「担々麺を食べたら機嫌が良くなった」と言われました。

A嬢とおでかけ。 銀座小劇場へ。場所をまず確認。 それから近くのお店で担々麺。 予想した以上にずっと美味しかった。 A嬢が友人に電話をする用事があり、 その間、ちょっとぶらぶら。 いつものようにA嬢に電話を押しつけられ、ご挨拶する。 お友達に「A嬢をよろしく」と言われた。 社交辞令ってことくらいは、私にもわかるよ。 劇団花鳥風月『背徳なる人々』を見る。 政治劇。ちょっとしんどいかな(苦笑) 脚本にもっと焦点があるとよかった。 ミステリアスな謎解きで盛り上げておいて、 解なし、では客ががっかりするよ。 公演後、京橋まで散歩。 この日のために(?)とっておいたPilotのPEN MUSEUMを見る。 蒔絵の見事な万年筆がずらりと。 それからそれからPILOTのさまざまな万年筆の歴史やなんか。 修理コーナーなどもあった。 最新のカリグラフィ的なペンも、をかし。 プラチナが出してるPreggyみたいな 安価な携帯用万年筆300円もあった。 やっぱどこも安い万年筆作ってるんだ。 PILOTの方が100円高いけれども、 短くて携帯しやすくなっている。 ついでに100% CHOCOLATE CAFEにもつきあってもらう。 チョコ嫌いなのにつきあってくれてありがとう。 お店の前で3人待ちくらい。 店内で、コッペ、クラッカー? チョコレートドリンクなど。 濃厚なお味。 表参道まで15分。 大森望×豊崎由美(聞き手:佐々木敦トークショー青山ブックセンター本店。 業界裏話なので、週刊誌的な興味が好きな人はいいだろうが、 そう実のある話でもなかったかな。 夕食をどこにしようか相談しながら渋谷へ歩く途中、 「S氏が二郎っぽいって言ってた」というラーメン屋を発見。 「梵天」というお店。 お昼も担々麺だったから、と遠慮する彼女。 でもホントは入りたいんでしょあなた。 普通のラーメンを頼んでみる。 二郎好きの間では「二郎インスパイア系」と 呼ばれるジャンルらしい。 二郎クローンとしてはまぁまぁのお味。 たしかに二郎っぽいし、二郎ほど衝撃的でもない。 二郎初心者にはちょうどいいかもしれない。 でもインパクトは足りないかもね。 A嬢的には、渋谷で二郎クローンが食べられるということが 意味があるらしい。そうですか。 渋谷駅からバスでA嬢の部屋まで。 道すがら、なぜファンタジーを書くのか、 なぜファンタジーなのか、尋ねられる。 なぜだろう。 おそらく私の主なモチーフは、人間ではなくて、世界なのだ。 一つの世界、不思議な世界を描いて人に見せたい。 だから、現実世界に起きる事件ではなくて、 幻想世界に起きる事件を書いているんだと思う。 「ではなぜ世界なのか」と聞かれる。 それは、ただ「面白いから」としか言えない。 嗜好の問題に帰着するんじゃないかな。 自分の価値ってなんだろうな、と思う。 よくよく考えてみると、自分はこの場に存在しない方がいい。 そう気づく瞬間がある。 だって、別に必要ないじゃないか。 知ってた方が、マシなこと。

■今後のご予定  未定   ビリヤード同盟(未定)  06/22(金) 多苗、Hと呑み。  06/23(土) 近所の友達と呑み? ■check*pad - もがみさんのWish List http://www.checkpad.jp/list/show/257331