ひでくんで問題/コブクロシンクロ

誰にスピーチを頼むのか、でけっこう悩んだ。尚志は乾杯を頼んだ。I氏に主賓をお願いし、ひでくんはまぁ手堅いとして、あと誰だろう。CFT氏は人前に出るのは苦手そうな気がする。英文科同期のMは普段は面白い男だけれど、根が堅いので冠婚葬祭を頼むとガチガチになる危険性がある。高校の同級生だったMくんはスピーチはたぶん誰にも負けないパワーを持っているが、なんせここ数年合っていないというハンデがある。結局、新郎側からはひでくんだけ頼むことにした。 3人の祝辞のうち、トップがひでくん。のっけから笑いをとる方向でひたすら飛ばす。まーもうちょっと落ち着いた話でも良かった気がするが(笑) 次が新婦の友人3人H氏、S氏、Y嬢。カミさんの地元の友達で、男性陣の外見はちょっと近寄りがたい(笑)が、4人でよく一緒に遊んだのだそうだ(ちなみに、女性二人が非常識にかっ飛ばし、常識人の男性二人がそれをあわててフォローするという、心温まる関係だったらしい)。歌う内容は本番まで秘密とのことで教えてもらえなかったのだが、コブクロでした。別に初デートがコブクロだということは伝えてなかったので、純粋に偶然らしい。シンクロ。 新婦の大学の友人M嬢のスピーチ。散々常軌を逸したスピーチが続いた後に、もっともノーマルスピーチが来てしまって、やりにくかったことと思う。にもかかわらず、自分のペースを崩さずにやり抜いた彼女は素晴らしい。 あと彼女がくれた手紙には、新婦友人から集めた「新婦のいいところ」が表組でまとめてあり、友人たちから見た新婦がわかって非常に良かった。あれは是非、すべての新郎新婦のためにやるべきだ。