親身のアドバイスを

一日過ぎると書くこと忘れちゃうよね。 【2006.01.12の日記】 今日は冒頭、お気に入りのジョークをマクラにしてみましょう。 とある男が安っぽいレストランに入って、ウェイトレスにこう注文した。 「サラダとコーヒーと卵、それから親身のアドバイスを一つ頼むよ」 ウェイトレスはサラダとコーヒーと卵を持ってきた。 男は、そのまま引き下がろうとするウェイトレスを呼び止めて尋ねた。 「親身のアドバイスは?」 ウェイトレスは、男の耳に口を寄せてささやいた。 「この卵、腐ってるから食べちゃダメよ」 本日のBGM アルバム『禁じられた生きがい』より 岡村靖幸「妻になってよ」  20代の 真ん中じゃ手軽な 恋が出来ない  妻になってよ 別れて解ったんだ 軍師から 「女性は結婚を意識するし、もがみさんは生活力がないから、 母性の強い人が合うんじゃないかしら」 と親身のアドバイスをもらいました。 ……。 ぬぉー、機関銃で撃たれたトコが痛ェ~(苦笑) でも正しく親身のアドバイスだわ。 恋は若いうちにしとくべきだってことね。 はふ。 iTunesのレーティング、やっぱり基準が曖昧になってきた。 ごくごくスーパー必須の曲だけ★3つににしようと思っても、 どうしても思い入れのある歌は★あげたくなっちゃうんだよな。 うーん、いっそ思い入れのある曲は★3つにして、 スーパー必須の曲はまた改めて★4つにするか……些細なことを考え中。 仕事で必要なものが出てきたので、渋谷へ。 BOOK1STで、必要なモノを買う。 『記者ハンドブック第10版』。1700円。 引き受けた仕事は『記者ハンドブック』で表記を統一しているらしい。 前にも買おうかと思ったけど、なんかやめちゃったんだよな。 ATOK版を買うという手もなくはなかったのだが……。 というかそうするべきだったかもしれんな。 無印良品では、ファイルボックスを購入。 紙製の、組み立て式のファイルボックスA4。 ◆無印良品ネットストア[ダンボールファイルボックス・5枚組 ] 5枚セットで714円。ああ、スタンダードタイプの方がよかったかなー。 ◆無印良品ネットストア[ダンボールスタンドファイルボックス・5枚組 ] これを使って、保証書関連を整理したい。 もう古い、使ってない機材の保証書とか捨てたいし。 ロフトも眺める。 1階の入り口脇、以前時計売り場だったガラス張りのエリアが 輸入家電品のコーナーになっていた。 ボルネード社の空気循環器のデモが秀逸で、つい興味をひかれてしまった ◆ボルネード(VORNADO) 空気循環機 サーキュレーター model 183 どーいうデモだったかというと、この送風機の送風口の真ん中に、 なんの変哲もない風船を置いてあるのだ。 普通の扇風機なら、もちろん風船は風に押されて飛んでいってしまう。 ところがこの風船、送風機の風に押されて50cmほど浮き上がっているのだけど、 飛んでいってしまうこともなく、送風機の上に浮かんでいて、落ちてこない。 なんか不思議な光景だが、これがボルネード社の竜巻技術ということなのだろう。 もがみ庵も、天井付近の気温が妙に高く、時々椅子から立ち上がって 「顔暑ッ」と思ってしまうことがある。 うーん、ボルネードか……。 長年横目でにらみながら、きっかけがなくて買わずにきた、 MAGLITEのSOLITAIRE。名前からしてもうソリカンのためにあるようなライト。 ついに購入。 ◆Amazon.co.jp:MAG-LITE ソリテール シリーズ ブラック 押し入れの中が暗いので。 自転車用のライトを懐中電灯に流用することもできるんだけど、 それやると、自転車乗る時に持って行くのを忘れるの。 ニューヨーカーズカフェで一服。 目の前の席に座った美丈夫の外国人♂が、床に置いた紙袋から嬉しそうに紙箱を取り出し、 テーブルの上に置いた。彼が紙箱のフタを開けると、中からケーキが顔を出す。 彼は鼻歌を歌わんばかりに嬉しそうな顔で、ケーキにろうそくを立て始めた。 まさか……ここで始めるつもりか? この衆人環視の中で!? とワクワクしながら見ていたけど、さすがに歌い出すことはなく、 ろうそくを全部立て終わるとまたフタを閉め、紙箱の中にいそいそとしまいこんだ。 きっと今日はお友達の誕生日で、これからそこに持って行くんだネ。 ハンズで買い物。ハンズカードを作ろうといつも思うんだけど、 カウンターに行って手続きするのが面倒でなぁなぁに。 mixiでN氏がマイミクになってくれたので、今日は 彼の行きつけの通称“囲碁バー”へ行ってみることにした。 普段ひでくんに呼ばれない限りあまり自発的に足を運ぶことはないんだけど。 今日に限って、一人で飯を食うのも味気ないと感じたもので。私にしては珍しい。 行ってみたら、偶然というか、すでにひでくんがいた。 ヤツは何か、会社の人と待ち合わせだったようだ。 飲んで夕食を食べているうちに、N氏も来た。 まったりと話しながら飲む。 日替わり鍋を頼んだりして、美味しく夕食。 女将がイラストレーターでもある、ということを初めて聞いたので、 スクラップブックを見せてもらう。 なるほどのう。 女将は「丁寧に見ていただいて」と恐縮していたけど、 厳密に言うと、女将のために見ていたわけではない。 純粋に自分のために見ていた。 編集者にとって、頼めるイラストレーターは一つの財産。 しっかりチェックしておいて何一つ損はない。 さっと21時くらいに帰るつもりでいたんだけど、 ひでくんN氏の囲碁対局を眺めたりしていたら、 なんだかんだで、結局24時近くまでいてしまった。 ひでくんと一緒に店を出て、道玄坂のラーメン屋に立ち寄り。 サシでいろいろ話す。内容はまぁ、お互いの生活に関するどうのこうの。 ひでくんが「日記では、よほどのことがないかぎり、『Hくん』にしないでいい」 と言ってくれたので、今日からひでくんはハンドルネームで記述することにする。 正直、助かる。 普段、友人の名前をイニシャルで書くのはわたし的には違和感あるんだけど、 何せほら最近は個人情報保護がアレしてまして。 マスコミ関係者としては意識しちゃうわけで、本人の許可なしにはどうもごにょごにょ。 他に「日記板でハンドルネームで記述されてかまわない」という人がいたら、 一言おっしゃっていただけると、大変気分よく日記に書けます(笑) サシの話が尽きなくて、結局終電車を逃してしまった。 タクシーで帰るひでくんは「うちに来ても構わないよ」と言ってくれたが、 まぁ人の家に泊まるのは性に合わない。 別れてふらっと道玄坂を歩き、身の振り方を考える。 ま、順当に考えれば、漫画喫茶で始発待ちなんだけど……。 ふと、歩いて帰宅してみたらどうなるだろう、と思いつく。 道はまぁ難しくはない。 どのくらい時間がかかるか、予想がつかないだけだ。 一度くらい、歩いてみちゃどうだろう。 始発が始まったら、そこで乗ればいい。 どうしても辛いなら、途中でも夜明かしできる場所は見つけられるだろう。 というわけで、歩き出してみた。 1時半に渋谷を出発。 ルートは明治通り。恵比寿まで出て駒沢通りというのがセオリーだろうが、 あえて手前を曲がり、代官山を通ってみた。 (後で確認したら、恵比寿まで出るのは遠回り。曲がって正解だった) 夜の代官山は、静かで、お洒落で、ちょっともの悲しい。 路傍でカップルが座り込み、何やら話し込んでいたりするのも、をかし。 2時に鎗ヶ崎を通過。これで駒沢通りに合流。ひたすら歩いて祐天寺方面へ。 予備校時代、祐天寺に住んでいたこともあり、駒沢通りには馴染みがある。 夜の街を踊るような足取りで、テンションも高く突き進む。 たしか2時半頃に学芸大学を通過。 渋谷からちょうど1時間で到着したことになる。 この辺りから、ルート選択が悩ましくなる。 ここも昔馴染みのエリアで道に迷うことはないのだが、 本当は大通りを使わず斜めにショートカットした方が短いはず。 ただ、暗い住宅街を歩くのもぞっとしない。渋々、駒沢通りを歩き、 駒沢陸橋から環七、柿の木坂陸橋から目黒通りにとジグザグに歩く。 今にして思えば、ショートカットしておくべきだったかもしれない。 だんだん足が辛くなってくる。 ああ、もう、無印良品でデカいファイルボックス買った日に こんな遠足するべきじゃない(苦笑) たしか3時半頃、自由が丘付近。 記憶が正しければ、目黒通りをこのまま進むとかなり遠回りになるはず。 大通りを離れ、自由が丘の駅前に到達する。 もう足と膝がしんどくて、ふぅふぅ言いながら引きずるようにして歩く。 アルコールも結構入ってたらしく、体力的にしんどい。 何回か、ファミレスや漫画喫茶で休もうかとも思ったが、 経過時間がわからなくなるのも悔しくて、 そのまま奥沢駅の方面へ歩き、環八、そして中原街道を抜けて丸子橋へ。 4時20分もがみ庵到着。 合計3時間ほど歩いたことになる。 一応、時間だけ見れば、始発を待つよりも若干早いかもしれない。 ただかなりしんどい行程であることはたしか(苦笑) 今日は一番歩きやすい靴で歩いていたんだけど、豆ができてしまった。 普段そこまで歩かないからね。 ばたんきゅう、でおやすみなさい。