【2005.07.25の日記】 本日のBGM もりたかし「それだけ」 今すぐ声が聞きたくて 今すぐ抱き締めたくて 会いたい それだけ それだけ ４つの全く異なるテンションで過ごした一日。 ４つのワールドに分かれているネズミーランドみたいな日だな。 めまぐるしいね。 昨日は0300時頃に眠り、朝0900時にでも目覚めればよかろう、 と目覚ましをかけておいたら朝0730時に目覚め。 早過ぎるだろ。 朝ご飯を食べた後、空き時間で友人にメールの返事一本。 ■【鍵盤ワールド】音と機械のマジカル（マニアック）ワールド 今日は友人Ｓちゃんと鍵盤屋を巡る約束。 （イニシャルトークにちゃん付けすると違和感あるけど） 鍵盤ってつまり、楽器の方の「キーボード」ね。 あたしゃ別にキーボードに詳しいわけはないんだけど、 楽器見るのは好きだし、変な楽器屋もいくつか心当たりがあるし、 第一、Ｓちゃんは方向音痴のケがあるので一人では楽器屋にたどりつけないらしい。 だからスタート地点は、渋谷ハチ公というベタな待ち合わせ場所から。 まずは南側に出てイケベの鍵盤堂へ向かう。駅から歩道橋を渡ってすぐ。 駅近いとは言っても、私が行ったのは一度くらいしかない。 私にとっては専門外だからね。それを言ったら楽器自体専門外だけど……。 地下に降りると、けっこう広いフロアに相変わらず鍵盤ばかりあれこれ並べて売っている。 二人で騒々しく話しながら、店内のキーボード各種を眺める。 「ALESIS」なんて名前、久しぶりに聞いた。 御三家Roland、KORG、YAMAHAのメジャーどころから、 ハモンドやなんかのマニア向け商品まであれこれ。 Nord Leadってあんなにバリエーション出てたんだね。 なんといっても目立っていたのがKORGの誇る「OASYS」。 「OASYS Open Architecture Synthesis Studio」ですよ。 80万円弱という、あごが外れそうな価格設定ながら、それに見合うパワーとかっこよさ。 ハードディスクを搭載し16トラック非圧縮レコーディングが可能。 10.4インチ・カラーのタッチパネルで操作感もよし。 数々のツマミ＆スライダー一つ一つにLEDのインジケータがついて発光し、視認性抜群。 まぁライヴに使うにはデカ過ぎるけどさ。 いや待てよ、視認性抜群ってことは暗いライヴハウスでの使用も念頭にあるってことか？ プロってこんなデカいのも運んじゃうわけね。 あとTritonにCD-R内蔵モデルがあるのを見つけた。 うわ、こんなの友人に見せたら「買う」って言いだして一悶着あるな(汗) 一通り見たところで食事へ。 Ｓちゃんに食べたいものを訊いたら「アジア系」をリクエストしたので、 折しも昨日Ｍ氏に教わったスープカレー「心」へ行ってみることにした。 一度行ったっきりだったので少しあやふやだったが、ちゃんとたどり着けた。 というかよく見たら、昔の職場からよく飯食いに来た路地じゃん。 平日で13時を過ぎていたせいか、普通に座れました。 辛さ100段階まで調整できるらしいんだけど、私は辛さ４で十分。 次回は３（中辛）でいいかも……（弱気）。 味はもちろん美味しかったです。チキンも柔らかくて。 セットドリンクはラッシーにしました。 いろいろ話をする。 次回のライヴの構成についての話とか。 「もがちゃんに恋人がいないのはおかしい。一つガツーンと行っておきなさい」 という有り難いご託宣を賜る。ガツーンとねぇ……。 次の店はタワレコ近く。今調べてみたら「えちごや」という名前だった。 狭い店内は中古のビンテージシンセ満載。 「古いがいい音を出す」といった感じの機材だらけ。 Ｓちゃんは「これ使ってた」「これ見たことある」「これ欲しい」と大はしゃぎ。 私は、名前を知ってる、とか、どっかで見たことある、とかいう程度。 DX7とかM1とか。 店内に一人、にこやかな外国人のおっちゃんがいて、ニコニコしながら試奏してた。 電力館近くの店に移動。「Rock oN Company」という店。 これは雑誌『relax』の楽器特集に載っていたお店。 鍵盤自体は他に比べると少なめかな。DTM関係が充実してたみたい。 あとテルミンがあったのが印象的でした。 ファイヤー通りを原宿駅へ向けてばく進。droleの前も通過。 空を見て、雨降るのかなぁ、なんて話しながらね。 これも雑誌『relax』の楽器特集に載っていた「Five G」という店を目指す。 かなりマニアックな店だということだったんだけど、かなりマニアック。 オーディオデッキか？と思うような大きさのリズムマシンがあったりとか。 スピーカー一体型のリズムマシン（「ドンカマ」って書いてあったけど）とかね。 古いテレビのチャンネルつまみみたいなセレクタースイッチで、リズムを選ぶの。 JAZZとかSAMBAとかさ。ちょっとしたジュークボックスみたい。 部屋に一台欲しい(笑) 結局のところ、今日見てまわった店はビンテージものが多かった。 ビンテージシンセは、そりゃ余裕があれば欲しいものではあるんだけど、 しかしスペック上の限界も多いし、それ一台で演奏をまかなうというわけにはいかない。 そういう意味では、２台目以降に買うものだと思う。 そういうわけで、あんまり参考にならなかったかも、と思って反省したりするのであった。 KORGのKARMAが見あたらなかったのは、なんでかなぁ。 鍵盤堂のサイトには、KARMAの写真が挙がっているのに。 原宿駅、明治神宮側の改札前のビル３階に入っている「To The Herbs」で一服。 すぐ下、２階にあるcomme ca cafeに比べると断然空いている。 お茶というよりむしろ食事っぽい雰囲気を醸し出しているせいだと思う。 １階の入口に置いてあるメニュー見ても、ドリンクメニューが載ってないんだもん。 店内にスタインウェイのピアノがあった。演奏とかあるのかな、ここで。 夕方いい時間になったので、Ｓちゃんと別れ、一人で渋谷の徘徊を開始する。 ロフト、東急ハンズなど。 買いたいものはいくつかあるんだけど、よいものが見つからなかった。 東急ハンズにいる間に、友人から電話。 夜、用事が終わったら合流してご飯にしようと言うお申し出。 もりたかしさんのライヴを見てありましのさんのライヴをスキップすれば ちょうど合流できそうなタイミング。 申し訳ないがそうさせていただこう。 歩き回ってくたびれたのでNEW YORKER’S CAFEで一服。 YahooBBmobileは10月２日に試験サービスを終えるらしい。 ということは、秋になったら他の公衆無線LANサービスも比較しないといけないね。 今日は傘を持って出なかった。 NEW YORKER’S CAFEを出たところで大粒の雨が降り始めたので、 急ぎ足に東急ハンズへ戻る。 自宅にある折りたたみ傘もそこそこ傷んできたので、 ビニル傘を買わずにいっそ新しいのを買おうと思った。 候補となったのは、525円の平たいコンパクトタイプと、 1500円の軽量タイプ。 値段や面白さ(!)では前者に分があるが、やはり軽量の魅力は捨てがたい。 コンパクトタイプはなんとなく安かろう悪かろうの印象があったので 1500円にした。 というか、315円のビニル傘買うくらいだったら、525円のコンパクトタイプを買うと思うが。 傘を買って東急ハンズを出たら雨は小やみになっていた。 人生なんてそんなもんだ。 さくらやへ立ち寄り。友人のサポートに必要なUSBのケーブルを購入する。 ■【ライヴ・ワールド】心を癒す、歌声とギターの饗宴 もりたかしさんのライヴへ行くため、神南坂へ。 かつて「スウェッセンズ」という名前だったアイスクリーム屋は 「スウェーデン」と名前が変わっていた。どういう微妙な変化だ。 渋谷SPUMAを発見。地下へ降りていく。 地下だけど白い壁で明るい雰囲気。ライヴハウスというよりレストランバーみたいな感じ。 ゆったりと50席くらいで、キッチンの前に演奏スペースがある。 客席と段差がないのでステージというほどでもない。 マイクなどの機材が立ててあるエリア、ということです。 開始時に客は10人くらいか。 平日だしね。その後、もう少し増えました。 1food+1drinkが必須なので、 鮮魚のサラダとベリーニを頼む。 届いたサラダは２人前のサイズでこんもり盛りつけてある。 取り皿が１枚ついてきた……カルパッチョにすべきだったか(苦笑) まぁ美味しいサラダだったのでモリモリ食べましたが。 それに「鮮魚のサラダ」と「カルパッチョ」って 野菜と魚の比率が違うだけ、って気がしないでもない。 セットリスト。 1.「声」 2.「カレイドスコープ」新曲 (MC)美容室へ行ってきたとのこと。今日は「さっぱりもりたかし」だそうです。 「カレイドスコープって万華鏡という意味です」 今日は「泣いてもらえたらと思って」泣ける選曲になったとか。 3.「それだけ」 (MC)ラーメンに関するアンケート。 「（ラーメンのことで）明後日やるライヴのメンバーから仲間はずれにされたので」 味（しょうゆ、みそ、とんこつ、塩…）に関してアンケート。 地域（北海道、東京、九州…）に関してアンケート。 「僕は喜多方ラーメンが好きなんです」とのこと。 4.「さよなら」 5.「トラジロウ」 (MC)MDのラベルを書き直す時、古いのを隠すのに猫のシールを使っている話。 「猫が好きです」 土曜に渋谷のギター屋で新しいギターを買った話。 「店員さんがギターを取りに行って、売り場に一人取り残された時に地震が来て、 目の前で何十万円もするギターがぐらんぐらん揺れているのを見てドキドキした」と。 6.「やきとりじいさん」 (MC)「掲示板に書き込んでください」という話。 7.「羽根」 会場の音響的にはやや微妙か。 ナチュラルリバーブが効き過ぎていて、歌いにくそうな気がしました。 もりさんはさすが、どんな場所でもお上手ですけども。 「さよなら」はピカソを彷彿とさせるお洒落な歌で、今回結構お気に入り。 もりさんのライヴに行くと、日常いつの間にかすさんでいた心が、 ほんのり丸くなるような気がします。 時々、心のメンテナンスとして行くといいかもしれない。 優しい、素敵な歌です。 私が店を出る時に話しかけてくださったので、 途中で退出するお詫びを申し上げ、あまり書いてないけどアンケートを差し上げて、 アンケートのご褒美のキャンデーを２つ頂き、辞して参りました。 ありましのさんの演奏も興味はあったんですけど。 またきっと機会はあると信じて。 ■【友人ワールド】新しいようで懐かしい心なごむひとときを。 友人とは渋谷で会うことも考えていたんだけど、 電話で話した結果、自由が丘へ出ることにしました。 ちょうど同じ電車だったらしく、同時到着。 かつて青山ブックセンターだったメルサの地下はBook1stになってた。 栄枯盛衰ってことかしら。Book1stをちらっと見て、 ストリートでやってたギター(♂)ボーカル(♀)を１曲だけ眺めて。 その後、結構遅い時間だったので、食べるトコ探すのに苦労しました。 ピザ、パスタのお店、Capra Ciccio。 「カプラ・チッチョ」と読むようで、３月にできたばかりらしい。 ◆ぐるなび - ピッツェリア・トラットリア CAPRA CICCIO http://r.gnavi.co.jp/g025605/ けっこう美味しかったです。モッツァレラチーズとブロッコリーのピザとかね。 webの記事によると、「Capra Ciccio」で「太っちょヤギ」という意味だとか。 オープンエアな席では犬連れもオーケーとのこと。 ■【餃子ワールド】困惑と混乱、スリルとハイテンションのるつぼへ。 自由ヶ丘の駅ホームで友人と別れて見送った直後、 目の前を見覚えのあるイガグリ頭がうろうろしている。 私があっけにとられて声をかけられずにいるうちに、 それは多苗尚志となって向こうから話しかけてきたのであった。 なんだ？ 何が起きたんだ？ なぜここにこのイガグリ頭が？ 混乱したまま「これから帰るところなんだけど……」と話したら 「帰る？ 帰っちゃダメでしょう」といともあっさり却下される。 というわけで、せっかく入場したパスネットだけど、有人改札を通して退場。 彼は何かスポーツジムに関して盛んにぼやきながら自由ヶ丘を闊歩していくので、 私は、てっきり彼がスポーツジムに行くところなのかと思っていた。 彼はずんずんと何かのマンションに入っていく。 誰か知り合いらしき女性とすれ違って、一瞬だけ紹介されたけど、 まだ何がどうなっているのやら。 マンションの一室のドアの前に立った時、私は初めて、 目的地はスポーツジムではなく、何かの飲み会で、 この人は私をそこに連れ込むつもりなんだと気がついた。 わお。心の準備ってのがさ。 マンションの居間に、10人ほどの人間が集まって飲み食いしているところらしい。 祈る気持ちで一人くらい知った顔がないかと思って見渡したが、皆無。 Ｉ嬢がさっきまでいたらしいが、帰っちゃったとか。 えーと、突然strangerの群れの中に放り出されたわけね。 これが何の集まりだかもわからぬまま。 普段あまり縁のない話題、テンションの中に放り込まれたため、 私としては追随するのがやっと。 慣れないテンションでいたので何か粗相をしなかったかと心配。いやマジで。 座布団、私が椅子の背に使っている無印良品の同じ座布団だった。と思う。 変なトコに親近感を抱きつつ。 12時もまわった頃、「終電の時間だから」ということで メンバーの半数ばかりがあわただしく帰り支度を始める。わしも。 帰り際、部屋の主たる奥さんに「結局これって何の会だったんですか？」 と尋ねたところ、ただ友人たちで集まって美味しい餃子でも、という 餃子パーティの様相だったらしい。 うわ、そんなめっちゃプライベートな集まりに、俺を放り込んだのかあの人。 そんな世間話をして、ご挨拶をしている間に、 帰宅チームは私を置いて忽然といなくなっていた。 ……はっ。置いてきぼりかよ！ 終電からむと容赦無いなー。 考えてみれば、なぜ月曜の夜に餃子パーティ？ とかいろいろ疑問はありますけども。 一人、マンションのエレベータの壁に寄りかかったまま、 自分の血中アルコール濃度が想定外に高いことに気づく。 えーと今日は何杯呑んだんだっけ？ ライヴでは、ベリーニ１、あとジャスミン茶１だっけ。 Capra Ciccioの時は紅茶だったし。 餃子パーティでビール２缶か。あら、そんなに多いわけじゃないな。 ということはこんなに回っているのは、慣れないテンションと気温のせいか。 小走りで駅に行くと多苗氏たちに追いついた。 多苗氏は終電間に合わないことが判明したらしく、進退に窮している。 うちに泊まるか、訊けばよかったのかな。 でも、多苗氏ならきっと他にもっといい解決があるんだろう、と思って、 言われるままに放置して帰っちゃいました。大丈夫だったかな。 12時半頃帰宅。 ハイテンションな一日でした。 楽しかったけど毎日続いたら倒れるな、これ。 ■２週間の予定。 07/26(火) 実家に泊まります。 07/27(水) 蓼科高原に家族旅行。一泊 07/28(木) 蓼科高原から帰宅。もしかしたら実家に泊まる。 07/29(金) もし友人から連絡が来たらビアガーデンへ飲みに行くかも。 08/05(金) 『のののパズルちゃいりあん』攻略本 配本日 08/06(土) 友人の結婚式＠お台場 という感じです。仕事も忙しくなってきます。 明日、26から実家～家族旅行になりますので、日記の更新は滞りそう。 ご了承ください。 ■今日のお仕事 ◆AngelTear今月の進行状況：2/16 ■ランチパートナー・プロジェクト お昼ご飯を一緒に食べようの会。毎月15～30日がオススメです。 ■今日のAngelTear 今週の物語は、私が「長電話」と名付けたお話。今日は第五章。
■to しのはらさん ぎゃー！ それで腑に落ちたですよ。 これは他人の教訓を生かさなかった罰なのね。 あわわ。 これはもう、所詮アメ公の作った精密機械など精密機械のうちに入らん、ってことですよ。 さらに憤懣やるかたないのは取扱説明書の索引。 一見すると正しく配列されているようですが、 漢字で始まる単語は全部「ん」の項目に並んでいるという有様ですよ！ これは漢字が読めないヤツが作った索引だとしか思えません。 よく調べてみると、全部の単語が規則正しく 「英数→ひらがな→カタカナ」の文字コード順に配列されています。 もうね、阿呆かと。日本人のために作る気、あるのかと。 「黄色い猿どもが金を落とすから日本語版として売り出すかHaHaHa」って 奴らの笑う顔が目に浮かぶようですよ！（←それも偏見） もうこうなったらhp不買運動を展開するしか。 hpを売り込むヨドバシの店員は全員敵です。 これらの問題点が解決されるまでは二度とhp買わん。 ■to あず 無理ですよ。宇宙語でしか表せない概念を含んでいますから。 「パン」を日本語に訳せないのと同じです。 だから、宇宙語に慣れるしかないのです。 押してダメなら引いてみよ。 同じ阿呆なら踊らにゃソンソン。 さああなたも宇宙語仲間に。こっちの世界は楽しいぞーぅ。くっくっく。 してみると、地震のおかげで都内の震災関連用品は 売り上げを伸ばしたんでしょうなぁ。 うちは持ち出しの類は全然ないから、いけないんだろうけど……。 ３日分の水と食料くらいは用意しとけって言うよねぇ。 ■2005.07.28追記 「多苗尚志の友のいる人生ＫＩ: 夢あるギョウザ会」にトラックバック。 http://www.kiai.st/tomoiru/archives/2005/07/post_231.html
夢あるのみんなはあったかいですよ。 ……ってそういう心安らぐ発言は、会場に連れ込む前に言え～！(汗) ンもう、そういう集まりだと知ってれば「あの本見ましたよ」とか言えたのに。
