ちゃんと聞いてたよ(覚えてないけど)

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ピアノコンサート@ミュージックサロンエスプリ

たまにカミさんが娘と行っている無料コンサートへ、いろいろの都合で私と娘で行くことに。月1回、渋谷のミュージックサロンで行われているらしい。普段は音楽教室などに使われているのかな?

会場の場所を確認したら、新卒で勤めた会社のあった場所から徒歩2分だった。懐かしい。職場はデニーズの2階だったので、徹夜明けのそのそとエレベータを降りてきて、デニーズで朝食を食うのが日課だった。

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さてコンサート。普段は弦楽が多いのだけれど、今回は教室の先生夫妻が不在で、珍しくピアノのみの構成とのこと。娘と最前列で聞く。セットリストは以下。

  1. ドビュッシーの「小組曲」連弾曲。4小品からなる。
  2. ドビュッシー「月の光」
  3. ドビュッシー「仮面」
  4. シューマン「幻想曲」
  5. ドビュッシー亜麻色の髪の乙女
  6. ショパン「バラード第一番」
  7. サンサーンス「動物の謝肉祭 白鳥〜フィナーレ」

娘は2歳とは思えない静けさでした。一度だけ超ノリノリでイスを叩いて、慌てた父に制止されてたけど(笑)とても行儀良く聞いていました。 演奏も、連弾などもあり、最後の一曲も楽しげで、楽しかった。

高校の時、同級生の女の子がフルートをやっていてクラシックに詳しかった。彼女は「絶対知っているから」とドビュッシーの「月の光」のCDを貸してくれた。その夜聞いてみて、私はどう考えても知らなかったので、そう伝えたら、彼女はとても信じられないという様子だった。 それ以来人生のうちで何回か、ドビュッシーの「月の光」を聞く機会があったのだが、この曲がどうしても覚えられないのは、なんか私の脳に異常でもあるんだろうか。つかみどころがなくて、何度聞いてもこの曲を覚えられない。次回聞いてもわかる気がしない。メロディなくないですかこの曲。

ちなみに件の同級生とはCDを貸し借りしたが何ら色っぽい関係ではなく、彼女は賢くて奔放で阿呆な男と会話をしない性質であったが有り難いことに私は彼女の「会話可」の基準値を満たしていた。「実際に話す前にはガリ勉の話もできない奴かと思っていたけれど意外とまともに話せる」というのが彼女からの(忌憚のない)評価だった。その上彼女はBUCK-TICKの耽美な世界を愛しており私のようなうだつの上がらない風貌にまったく興味がないことは明らかだったにも関わらず、事情を知らない親御さんから「うちの子帰ってこないんですけどおたくにいるんじゃないですか」という電話がかかってきて、え、なんで、うちにいるわけないじゃんか、と仰天した記憶がある。

でもドビュッシーの「月の光」の記憶は、すっぽり抜け落ちている。今回もまた。

daylight kitchen

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カミさんと合流して三人でランチ。オープンエアが気持ちよい。健康的。娘の2歳8ヶ月の誕生日。最近では娘も、こうやって毎月祝ったからといって3歳になったわけではない、ということを理解した模様。 食後、カミさんと娘は川崎の実家へ里帰り。私は擬似独身の開始。

帰宅する途中、キャリーバッグ半開きのまま、ベルトで強引に固定して移動している人を見かけておもわず一枚撮影。そんな豪快な走りがあるとは。

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自転車で夜遊び

ちょいと買いたいものがあり、赤羽まで自転車で出る。こういう自由は独身ならではだわね。自転車のライトが調子悪かったのがついにご臨終。中を見たら電池液漏れしてた。あらあら。調子悪いと思ったらそういうことだったのね。それは気づかなくてすみません。ライト買わなくちゃ。

詩の語の録

「おとたまちゃんと聞いてたよ」

ピアノコンサート後のランチで、カミさんに報告して。

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