リリパット・バイオ・バザー

今日は、うちの隣の幼稚園でバザーがあるという。ただ隣というだけではなく、うちのマンションを保有しているのがこの幼稚園と同じ一族なのだ(うちのマンションの1階は幼稚園の施設化されており、渡り廊下でつながっている!)。

カミさんが幼稚園の中をのぞいてみたいというので、朝、バザーに行ってみることにした。10時開場だというのに、門の前には30分も前から園児とその親たちが集まっている。暴動でもあるのかという勢いだ。ちょうど、こないだ見た『バイオハザード』の一シーンに似ている。網が破られたら人類のおしまいですよ。

幼稚園の中に入ってみると何もかもが小さい。来ているお客の大半は園児と母親で、幼稚園の先生もみんな女性、しかもなぜか一様に背が低い(たぶん、キャビン・アテンダントと逆の身長制限があるのだ)。成年男性はほとんどおらず、私が中にいると場違いだし、妙に周りのモノが小さいので、なにかちょっと背をかがめて歩かないといけない気持ちになる。

この国では子供たちが我が物顔で闊歩しており、邪魔な大人を押しのけて歩く習慣である。筒井百々子の名作『たんぽぽクレーター』では「子供を蹴っ飛ばすと罰金」というルールがあるが、それはなかなか難しそう。ディバイン先生の気持ちもよく分かる。

たんぽぽクレーター 1 (プチフラワーコミックス)

たんぽぽクレーター 1 (プチフラワーコミックス)

バザーの商品を見ると、こういうトコでは、市場価格が無関係になっているので、異常に安い値付けになっていたりする。『ギャラリーフェイク』でもそういうシーンがあったけれど、朝一番で来れば掘り出し物はありそう。 カミさんは大きなNoritakeの皿とミキサーを購入。あと幼稚園からうちの部屋の中が見えないか確認(笑)