ランチのない街/ギフトショー

会社は有給休暇をとっておやすみ。午後になったら家を出て、埼京線に乗り、新宿辺りでカミさんと合流。ギフトショー@国際展示場へ。

それにしても、国際展示場ってところは、ホントにランチを食べる店がない。何かいいお店を知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい。いつも国際展示場に到着すると呆然としてしまう。何を食べたらいいのだ、ここは。マクドナルドしかないのか?

ギフトショーは東西両方のホールを使っているということで、けっこう大きいなぁ、というのが印象。最近そんな大きなショーに行ってなかった気が……あれこないだ行った学芸会みたいなの(デザインフェスタ)も両方使ってたっけ。

基本的にはメーカーが出展し、バイヤーが見に来るビジネス商談の場という感覚。学芸会ノリのデザインフェスタとも、センスオブワンダー重視のGoodDesignExpoとも雰囲気が違う。個人的な好みで言えば、GoodDesignExpo>デザインフェスタ>ギフトショーという感じ。突出したものが少ない。

会場の撮影は不可。Twitterでの友人の説によれば、複製防止策ではないか、とのこと。まぁ一般人お断りのビジネスショーなので、撮影不可というのもやむなしか、という気はする。でもそれって覚えられないのよ……いや覚えて帰ろうという発想がもう一般人か。商談すればいいのよね。

以前webで見つけて以来、一度は行ってみたいと思っていた「スタンプ&スクラップブッキングのこどものかお」が来ていた。スタンプ屋さんだね。

10月に「大人向けの」ピクトグラムを使ったスケジュールスタンプを作るとのことで、一足早く商品を持ってきていた。さっと見て、価格も狙いも非常にいい、と思ったけれど、それでもまだどことなく絵柄が女性向けっぽい。もーちょっととんがった、シンプルで中性的なスタンプというのは需要がないのだろうか。ないんだろうなぁ。男性はスケジュール帳にスタンプを押したりしないものらしい。まぁたしかに手帳にスタンプって、実用っていうよりも華なのかな。完全に実用のスタンプを作ったら、アナログ手帳流行の昨今、売れそうなものだが。繰り返して記入する文字列を簡単にきれいに押せる、というのがスタンプの本分であるからして。

株式会社PlasticArts | Information」というブースでカミさんが見つけたメモがなかなか面白かった。小さなメモ帳に「ありがとう」や「ごめんね」「おはよう」の文字が薄く印刷されている。「ありがとう」というキモチを表現したい時にさらっとその上に書いて渡せば、キモチが伝わるという、素敵なメモ。

360度展開するとび出す絵本というのも面白かった。とび出す絵本というのは普通180度開いた状態で読むわけだが、360度、つまり表表紙と裏表紙がくっつく所まで完全に開ききってやると、一つの建物に展開される。一つの本は「学校」とか「博物館」とか街の建物を表現していて、たくさん集めると街ができちゃうという設定。もうなんつーか、絵本というか、ポータブル人形の街っていうかそんな趣。演出は「学習用」という味付けになっており、たとえば「博物館」だったらその建物の果たす社会的な役割などを子供に教える教材がセット化されている。その方向性でホントに売れるかどうか、よくわからないが……。もともと韓国の会社が作ったものなのだそうだ。

そして当然、宙 -SOLA-も。東5ホールの中央にあった「PeaceLifeDesign」という企画展示に展示されてました。こっそり撮影したかったけれど、目の前に警備員が陣取っていて、撮影はちょっと諦めました。いや、たぶん、泥棒を警戒してるんだと思うけどね。あれ持ち去られたら困っちゃうし。

全部見終わった後で、友人K嬢と合流。彼女はお仕事の絡みで、たまたまギフトショーに来ていたのだそうだ。近くのベローチェにてお茶。

それにしても、国際展示場ってところは、いいカフェがない。何かいいお店を知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい。