止まらず徐行する

副都心線東新宿の駅で降りて、改札を出て、地上へ上がるエスカレーターにさしかかった。 誰も乗っていないエスカレーターが、節電のためか超低速運転している。 そのまま歩いてエスカレーターに乗ると、スムーズに加速して動き出した。それがあんまりなめらかなので、早くなったかどうかもわからないくらい。 どこで人が乗ったことを感知しているのかもよくわからない。赤外線センサーっぽいものは見当たらなかったから、重量? これまで、節電のために停止しているエスカレーターはよく見かけた。でも、そうしていると上りと下りの区別も付きにくいし、乗る時にちょっと「動くかな」みたいな不安感もある。ゆっくりでも動いていることで、上り下りを間違える可能性はないし、なんつーか、無感覚でさっと乗ることができ、加速も意識されない。 よく考えられた改良だな、と感心した。

■一年前の日記 2009年08月01日 のんべでだらり