タフボーイ

本日のBGM TOM★CATTOUGH BOY」  Keep you burning 駆け抜けて  この腐敗と自由と暴力のまっただなか  No boy no cry 進まなきゃ  勢いを増した向かい風の中を

私は自分がタフな交渉に向かないタイプである、と思っている。性格的に、向いていないのだ。人とぶつかると、だいたいにおいては相手に合わせるタイプである(と自分では思っている。異論は多々ある……)。強い自己主張というものがない。強い要請にぶつかると、それを変えるよりは譲った方が面倒がない、と思うことが多い。

ただ、これだとやられっぱなしになってしまうことも多いので、以前、2冊ほど交渉術の本を読んで勉強した。中でも『ハーバード式交渉術』の本は大変わかりやすく、交渉の基礎的な技術を教えてくれた名著である。 ◆Solitairescope: 『ハーバード流交渉術~イエスを言わせる方法』フィッシャー&ユーリー 知的生き方文庫 自分だけならともかく、会社や家族のためには譲歩できない場面もある。私は交渉で行き詰まると、この本のことを多少なりとも思い出し、踏みとどまるように頑張っている。相変わらず、あんま上出来とは思えないが…… 今日は午前中に少々タフな交渉があって疲れた。先方はこちらの値下げを希望しているのだが、そのやり方がいかにも不器用で、なんつーかこちらも素直に譲歩できない感じなのである。単純化して言うと  「お前らの値付けは間違ってるので値下げして欲しい」→「だが断る」→「お前らのためにやってやってるのにもういいよちっ」→( ゚д゚)ポカーン 断りたくなくたって、これ断らざるを得ないのである。社内でコンセンサスとって出した書面にケチをつけられても一存では直せない。明々白々な間違いならともかく、先方の要請でほいほい譲歩して上司に書類の改訂を出し直すわけにいかない。それじゃ背任行為になってしまう。 もし、これが逆の順序で適切に主張されたなら、結果はまったく異なっていたと思う。  「お前らのためにやってます」→「ほほう」→「それにこの書類間違ってます」→「ほほう」→「だから値下げして欲しい」 まぁ喜んで、とはいかなくても、少なくとも「今回に限り」とかなんとか理由をつけて、譲歩することはできた。それなら上司の説得のしようもある。なのになーんでそういう主張の順番になっちゃうかな。つーか私以外のみんながみんな交渉上手いわけじゃないのだね。むしろ少し安心しましたよ。 それにしても、世間の人はこんな交渉を毎日こなしているのであろうか。そりゃーストレスでしょうとも。 会社の書類をお持ち帰り。今週は、山有り谷ありで、ゴールデンウィーク前にひと山。越すに越されぬ大井川。」 Twitterで「知りたくなったー わ、私って…どう思われてるの?(男女兼用) 」というのが流行っていたので軽い気持ちでやってみたところ、 「@mogami74はフォロワー達の89%からニートだと思われています。」 ……お前らみんな俺のことを馬鹿にしてるんだぁあああ!

■一年前の日 2009年04月21日 アイデア・デー 七階の猫