ヴァレンタイン・ウォーク

ヴァレンタインにつき、カミさんとおでかけ。

まずカミさんの用事を済ませるため、赤羽郵便局。

すぐ近くにあったソフトバンクでカミさんはケータイの料金プラン変更を検討し、私はiPhoneの購入を検討(だけ)する。

J嬢オススメの餃子屋「チャオチャオ」へ。お酒一杯と餃子一皿だけ頼む。餃子の皮をわざと閉じず、半開きで焼いているため、油が抜けてさくさくあっさりな感じ。がっつり食べるという感じではないが、スナック的につまむのにはいい。カミさんは蒲田の「歓迎(ホアンヨン)」の方が好みとのこと。

京浜東北線で東京駅。新丸ビルへ。

Delfonicsでデジカメを眺めたりした後、4階の雑貨エリアを散策。いろんな雑貨が集まっていて、思いの外面白い。

八重洲南口の地下街で、六厘舎TOKYOへ行ってみた。1時間以上待ちの行列。うーむ、今日はカミさんの体調も万全ではなく、行列してまで食べる気にはなれない。仕方なく、カミさんがお土産を買って帰る。

歩いて銀座方面。Liptonティーハウスでお茶をする。ケーキが売り切れているのは、やはりバレンタインだからか。「バレンタインプレート」と、パウンドケーキセットを頼んで、二人で食べる。

銀座Appleストア。iPadはなかった。展示くらいあるかと思ったのにぃ。

築地方面へ。

カミさんが興味を持っていたフリーカフェ播磨屋ステーションというところへ行ってみた。播磨屋というせんべいやがやっている、無料のカフェスペース。せんべいは一皿のみ、お代わり不可。「常識の範囲内で」盛るようにとのこと。

せんべい自体はとても美味しいが、ドグマチックな垂れ幕が怖い。人に勧めるのはちょっとアレかもしれん。でも一人でちょっと休憩するにはいいかも。店内はキレイだし、ゆったりしている。

歌舞伎座。さよなら公演をしているというのを初めて知った。我々が通りがかった時に、ちょうど短い30分ものの番組が始まるところで、カミさんが観たがる。

演目は「高坏(たかつき)」。滑稽もの。基本的な構造は、ぱしふぃっくびいなす船内で観た狂言「でんでん虫」と同じで、クエストを申しつけられた家来が、騙されて間違ったとんちんかんなものを持ち帰り、主人に叱られるが、とんちんかんな家来の有様に結局は主人も笑いだし、歌い踊ってしゃんしゃん、という構造。狂言よりさらに時代が下ったものなのか、割と現代的な演出がなされていて、わかりやすく面白かった。

築地へ到着。日曜の夜ということで、やってない店の方が多い。歩き回って、神社を発見、詣でるのこと。

その後、さらに歩き回った結果、「築地丼屋よし」という店に入ってみた。カミさんは「築地らしい」あまり商業的な臭いのしない小さな店に入りたかったのだそうで、好適。店主がけっこう大層なプロフィールの持ち主であるらしく、有名人とか来る店みたい。19時半くらいに来た客は断られていたので、けっこうギリギリのタイミングだったかも。

ミニ丼3つで1500円。ご飯が多すぎてちょっと余るかな。二人とも丼セットにするのではなく、一人は単品でいくつか注文する方が食べやすいとこそ覚えはべりしか。

有楽町まで歩いて戻る。ビックカメラに立ち寄り。

Cybershotの新作TX-7は広角25mm相当ということに気づいて、俄然株が上がる。これは素晴らしい。買いのデジカメだぜ。

京浜東北線で帰宅。

カミさんが図書館で借りてきたDVD『赤い風船』を観る。監督アルベール・ラモリス。少年と不思議な風船の邂逅を描いたファンタジー。50年前にカンヌのパルム・ドールを受賞したという作品。限られた技術の中でも、ファンタジックな風船をよく表現していて面白かった。まぁその、50年前にしては面白い、という話だけれども。