仕事。無事修了ということで、表彰されちってい。彼らに名古屋で買った小さなお土産を渡す。和もののお店で買ったしおりなど。
我々がエストニア観光をして帰る、ということを聞いた先方の担当者が、エストニアへ行くチケットなどを予約してくれた。彼が「オーケー、何かトラブルがあったら、気軽になんでも連絡してくれ」「大丈夫、予定は空けておくから」と繰り返し何度も言う……そんなに繰り返し自信満々に言うってことは、何かトラブルを用意して待ってるんだろうな（深読み） タクシーで港へ。国際港？かな。一応。船旅慣れした身には、なんとなくわかるぜ。この雰囲気。ローカルだけど国際港ってタイプだな。 チェックインしてタリン（エストニアの首都）行きのチケットを入手。タクシーの運転手が別れ際に「スリに気をつけて」とのこと。どうも当地ではエストニア＝トラブルというイメージが強いようだ。 みんながエストニア貨幣は「クローン」だというので知らないなぁ…と思っていたら、いわゆる「クローネ」だ。ユーロからエストニアクローネへ交換。1エストニアクローネ8～9円くらい？ 出航まで、カフェで一服。 フェリーに乗り込むと、既に人がいっぱい。ぎゃわー。カフェで一服している場合ではなかったっぽい。席は早いもんがちだ。 仕方なく、食堂というかカフェテリアの一席に陣取って、３人で雑談。ファミコンの話やゲームブックの話で意外と盛り上がる。 船は無事にタリン到着。タクシーを拾ってホテルへ。（翌日わかったが、どうも白タクだったような……ぼられた感あり） 集合時間まで10分ほどあったので、ホテルの向かいの「VIRU」というショッピングモールに入ってみる。ZARAとか普通に入っていて、外観なども含めるとむしろヘルシンキよりも新しい感じさえする。ホテルもピカピカしているし。ま、新しいのがいいか悪いかは別にして。
時間を決めて集合、３人で移動。エストニア旧市街へ。 城壁の内側に入る前に路上でのケンカを目撃。若者４人くらいvs２人くらい。どうも肩がぶつかったかなんかでケンカに発展したらしい。けんかっ早いな。これがトラブルの多い国、エストニアのクオリティであろうか。 旧市街の雰囲気は、まぁドイツの古い町並みならよくある、と言えばよくあるレベル。お土産屋とレストランがたくさんある。 今まで私が行った街だと、ローテンブルクほど観光地くさくないが、ロストックほど近代化（ショッピングモールが中にある）しているわけでもない。ザルツブルクの旧市街（あんま覚えてないけど……）が近いかもしれない。古い都市の雰囲気としては、ヴァレッタ（マルタ共和国）の方が雰囲気出しているかなぁ。お城や協会のある高台から街を見下ろすと、中世の街を見下ろしている感じがあっていい。 あちこちで、民族衣装を着込んだ若者が、キャラメルで甘く煮詰めたナッツ類を売っていた。特産なのかな？ あとは、メダルに刻印するサービスが面白かった。東京タワーみたいに機械じゃなくて、おっさんがハンマーで刻印してくれる。あれで採算とれるかなぁ。 中央広場のオープンエアなロシア料理で食事。ここでも派手な夫婦ケンカらしきものを目撃。やっぱりケンカっぱやい国民性なのだろうか。 食事の途中ですが、社長室長が猛烈な眠気に襲われて離脱。なんなのその唐突っぷり(苦笑) レシートに「チップは含まれておりません」とあって、蛍光ペンで線を引いてある念の入りよう。なんでかというと、ヘルシンキはヨーロッパには珍しい、チップという習慣のほとんどない都市なのね。だからタリンでもチップを払わない人がたぶん大多数なのであって。 食事中に、花束を持っている若者を発見。どうやら女の子のために持ってきたのに、彼女が見つからないらしく、焦り顔で店の周りを行ったり来たりしながら彼女の姿を探している。たっぷり15分後に遅れてやってきた彼女はけっこう可愛い女の子。笑顔満面で照れまくっていて、若者は花束でかなりポイントを稼いだ模様。 と思ったら、その後、街のそこここで花束を持った若い男性を目撃。タリンでは、旧市街で彼女に花束をプレゼントするのが流行っているのだろうか。 歩いてホテル前のショッピングモールに戻り、Y氏と別れて一人で買い物。書店で手作りの革製のノートを発見。表紙にはエストニア語で「Book of Good Thought」という意味の言葉が書かれている。お土産に一冊購入。ついでに、矢印の形のブックマークも購入。 ケータイショップがあったので中をのぞいてみた。ノキア、LG、Samsungが多いみたい。 ショッピングモールを出て、少し辺りを散歩。TOYOTAのショップの近くに寿司屋があるのを眺めたり。 ちょっと中心地を離れると、店がつぶれまくっていたりしてやや治安の悪さを感じさせる。 変なタバコ屋兼雑貨みたいなとこで、86in１のファミコンカセットを発見。400円くらいなので、あやうく買いそうになる。まぁ、買ってもファミコン本体がいま手元にないしな……。 さらに歩きまわって、22時までやっているスーパーを発見。水など購入。ショッピングモールの地下のバスターミナルにあるキヨスクも、22時までやっているみたい。 部屋でケータイの設定をいじって、やっとメールが使えるようになった。今さら……(汗) ヘルシンキで買った絵はがきを書いて、ホテルのフロントで切手を購入、投函を頼む。9エストニアクローネ（約80円）。国際郵便でこれなら安いね。 もうサウナはめんどくさいからシャワーでいいや。おやすみー。
