走れ自転車

カミさんが壊れた自転車にしつこく乗っているのが危なっかしくて、一人で自転車を買いに行くお節介焼きの金さん。

北赤羽の赤羽口(うちと逆側)にちょっと大きな自転車屋のチェーン店がある。店員に、「カミさんが乗るんだけど、大荷物が載せられるの、なんかオススメないスか」ということで、尋ね、内装3段の自転車に後ろかごを設置してもらう。カミさんは主に買い物に自転車を使うし、私は二人乗りをしないので、これで便利になるのではなかろうか。色も今のカミさんの自転車とほぼ同じ水色だし。オートライト付きなので、夜道も安心。 そのまま乗って帰ってきたけれど、3段変速のギア比がビミョウ。1段目はそんなに軽くないし、3段目は重すぎて使わない。身長が合わないせいだけとも思えんが。いったいあのギア比はどういう基準で決めているのだろうか。昔(といっても高校時代だから、もう20年前か……)宮崎で乗っていた内装3段の通学自転車は、あんなに乗りにくくはなかった気がする。やっぱ小さいローカルメーカーの自転車は不親切なんじゃろか。 後日、別の自転車屋で聞いた話によると、変速機のメーカーはほとんど1社しかないらしいので、あんまギア比違ったりはしないみたい。そーなのか……じゃあ自転車のサイズが身体に合わなかったってことなのかな。

■一年前の日記(船旅中です) 2008年06月21日 町田康『浄土』