未来を見にきた

20080805100124.jpg今日はカミさんと一緒に日本科学未来館へ。10時ぴったりに到着。そうでないと、今日の予定が回りきれないからだ。 ◆日本科学未来館 さまざまな科学の展示物を集めた場所で、最先端の技術に触れることができる。企画展と常設展があり、常設店はさらに4つのゾーンに分かれている。また、プラネタリウムによる上映プログラムもある。 まず中に入ると、プラネタリウムの予約。プラネタリウムは入場料金に含まれているんだけれど、座れる人数が限られているので、一刻も早く予約をしないといけない。11時の回を予約したくてやきもきしたが、残り13席というところで滑り込むことができた。 2次元バーコードを使ったチケットと、それを使った予約システムが面白い。館内はこの2次元バーコードでチケットを管理するようになっているみたい。 プラネタリウムの開場まで15分ほど、ショップを見て遊ぶ。NASAのマークが付いた商品とか売ってて愕然。うわ、ポートカナベラルまで行かなくてもここで売ってんじゃん。あぶねーな。 面白かったのは、時計回りに回すと、最初は回るんだけどすぐ動きが止まり、逆回転し始める不思議なコマ。RattleBackという名前がついている。ブーメランみたいな感じだ。
20080805_103345.jpgPLEOというロボット。四足歩行の小型恐竜っぽい外観で、全身にタッチセンサーがついており、なでたりすると反応する。5万円くらいで、なかなかリアルな動きをする。 プラネタリウムへ。ここで使われているのは「メガスターII」というごっついマシン。中央の投影機の周りに6つの小さなドームが付属しており、なにやらメカメカしくて良い。独立して投影できるってことだろうか? 上映番組は「偶然の惑星」ということで、いかなる偶然が地球に生命を生んだのか、そして同じ偶然は銀河系にどのくらいありうるのか、などを語ってくれる。「大型のガス惑星(木星)があることが、隕石などの軌道をそらし、バリアの役目をして地球の環境を安定させるのに役立っている」とか「大きな衛星(月)があるおかげで、地軸が安定している」など、興味深かった。 ちなみに、プラネタリウムだが天体・星座の説明は一切なし。星はバックグラウンドに見えているだけで、実際にはこれはアニメーション教育番組だなと思った。でも、星がたくさん見えるのはすごいけれどね。
20080805_114850.jpg時間が少ないので(14時にはここを離れる予定)、企画展を先に見ることにする。今やっているのは翼竜展。恐竜の中でも空を飛ぶ翼竜に焦点を当てている。カミさんは展示を見て「これホンモノの化石?」とびっくりしていたようだ。 たしかに翼竜は最大の飛行生物だ。今これだけの巨大な飛行生物はいない。もしいたらすごいなー、と思う。 翼竜の中には翼をたたんで地上歩行できたものがいた、というのにはびっくりした。
20080805_120457.jpg翼竜ふれあいコーナーというのがあったのにも衝撃を受けた。これはタッチパネルで「よくある疑問」とその答えを表示するものだが、画面に表示されているイラスト風の翼竜と対話する形式になっている。この質問と返答がウケを狙いすぎていて面白い。 「彼女と一緒に飛ぶこともあった?」という質問に「わしにもプライバシーってもがあるんだ」と切り返す翼竜。バカウケ。 しかしビミョウに文章が壊れているので、ちゃんと校正した方がいいと思われ。 常設展。ここでは最先端のテクノロジーに触れることができる。すべての場所で小学生が押し合いへし合いし、面白そうなものは(意味も分からないまま)独占しているので、なかなか大人は触れることができない。
20080805_124030.jpg液体窒素超伝導素材を使った実験を実演していたり、インターネットの通信方式を説明するためのボールを使った通信モデルがあったり。生物学、深海探査、宇宙探査など、あらゆる分野にわたって面白い展示がなされていて、楽しかった。

■一年前の日記 2007年08月05日 Solitaire's DiaryBBS: 口癖を変えれば人生が変わる