Singapore Under Construction

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シンガポールを形容するのに、いろんな表現ができると思う。小さな国。商業都市。多民族。国際都市。

一言で言うなら、ここは東京だ。東京に高層ビル群があるように、ここにも立派な高層ビル群がある。東京に浅草があるように、シンガポールにも下町がある。ただそれが多民族なので、インド街であったりチャイナタウンであったりするだけだ。山手線の内側で観光名所をはとバスで回るのと同じような感覚で、観光して回ることができる。治安もいい。交通も便利だ。ショッピングモールはやたらデカいし、たくさんある。あえて違いを探すなら、どこもかしこも建設中だ。なぜかは知らず、どこへ行っても工事にぶつかる。東京以上に多い。ウォーターフロントは特にそれが著しく、辺り一面掘り返している。

ほぼ赤道直下にあり、熱帯で、光があふれていて、美しい。どこを撮っても絵になる。そんな国だ。

今回は、かなりの部分を足で観光した。 港からLittleIndiaまで、地下鉄で11分。それからずっと歩きに歩いた。富の噴水(fountain of wealth)。ラッフルズ・ホテルセントアンドリュース教会と市庁舎と最高裁判所の前を抜け、ビクトリア・シアターの前でラッフルズ卿の像と記念写真。定番のマーライオン。ホーカー・センター(大型屋台施設)のラオ・パ・サで昼食。ヒンドゥ寺院スリ・マリアマン寺院を見てからパゴダ・ストリートを通ってチャイナタウンへ。最後に港に戻り、一大テーマパークセントーサ島を軽く踏んでマンゴー&パッションフルーツのアイスを食べ、マーライオン・タワーに登り、ケーブル・カーで船に戻る。

こんなに歩いて回れるとは思っていなかった。それほどこの国は小さい。幸い、天気が良かったので、どこも明るく、美しく、楽しかった。 20080409_115821.jpg 一番良かったのは、ラッフルズ・ホテルかホーカー・センターかな。ラッフルズ・ホテルの美しさは特筆に値する。ホーカー・センターの活気と飯の旨さも。昼食時に行ったせいで混雑はしていたけれど、人気のほどがうかがえたのは良かった。 写真は帰国後に。

■時差の影響

張り切って7時に朝食をとろうと、ケータイ電話の目覚まし機能を7時前にセットしておいたところ、ケータイがご丁寧に6時前に起こしてくれる。So503iが持っている「時差自動設定機能」のおかげで、シンガポールの電波を受信し、自動的に1時間巻き戻したらしい。おかげで寝不足だ。

とにもかくにもケータイが受信したのは久しぶりで嬉しい。ドコモ、ソフトバンク共に「あなたのケータイは海外でも使えます。日本にかける場合は」的なメールを送ってよこした(マニラと同様)。iモードを使って接続しようとすると「海外でiモードを使用しない設定になってますが変更しますか?」とのこと。もちろん変更。

Gmailを確認。大したメールは来ていなかった。それからソリカン日記板を確認。メールで送った投稿がきちんと反映されているのを見てほっとする。ざっとmixiの日記タイトル&あしあと、パラサイヨのSNSもチェック。 結局、朝食に行ったのは8時前だった。

■車内でドリアンを見かけたら

車内の壁に「タバコ禁止」「飲食禁止」「可燃物禁止」の表示がシールで貼りだしてあったんだけれど、4コマ目を見て吹き出してしまった。「ドリアン禁止」になっている。ユーモア。この国の人は、ホントにドリアンが好きらしい。ドリアンをかたどった建物も見かけたし。