ばんからって死語だな……

恋人さんの父上(義父)がラーメンを所望された(どうも歯を治療したばかりで、あまり噛みたくなかったらしい)ので、ラーメン屋を検索する。義父の好みは豚骨らしいので、豚骨ラーメンで検索したところ、「ばんからラーメン」と「大勝軒」が検索でヒット。恋人さんによると「大勝軒」は有名店らしいので、そこを目指すことにする。 サンシャインを出て駅方面に向かって歩いていると、「ばんからラーメン」の看板を持っている若者を発見。看板の矢印を駅の方向に向けており、看板には「矢印の方向に30m歩いて右」と書かれている。記憶では、左の方にヒットしたと思うのだが……。 看板男の近くをすれ違いざま、「この先を右?」と声をかけると、看板男、自分の看板を見上げ、慌てたように矢印の向きを左に90度変えた。 おいおいおいおい。 恋人さんと二人で思わず大ツッコミ。看板持って立ってる意味ねーじゃんかよ。あやうく明後日の方角を探すトコだった。 実際には、左に向きを変えるともうそこに看板が出ていて、目の前にラーメン屋があった。義父にお伺いを立てたところ、ここでよい、とのことだったのでみんなで食べる。 メニューには「ばんからラーメン(濃厚豚骨正油)」と「とんこつ」があり、とんこつを選んだが失敗だった。恋人さんの頼んだ濃厚豚骨正油の方が美味しかった。といっても、あまりににんにく化されていたため、味がわからなかったのだが。