表参道で「新潟館 ネスパス」を見た恋人さんがふと「寄りたい」という。「もしかしたら、りゅうとがあるかもしれない」今にして思うと、冒険小説みたいな台詞だ。「もしかしたら、あの洞窟にはりゅうとがあるかもしれない」
「りゅうと」というこの不思議な単語は、新潟の銘菓の名前だ。「ぬれおかき」という方がもう少し一般的かもしれない。それでもあまりメジャーなお菓子ではないから知らなくても無理はない。おかきなんだけれど、しっとり水分が多く、柔らかい。くにっ、とした食感が面白く、醤油の味がほんのり香り、美味しいお菓子である。
はたせるかな、店の中ほどに「りゅうと」はあった。しかも味も2種類くらいあった。
都内で入手できるのはここだけ、とのこと。
恋人さん曰く「新潟に行く理由が一つ減っちゃったよ」
うーん、なるほどアンテナショップの微妙。
■一年前の日記
Solitaire's DiaryBBS: 勤労感謝の怠惰な一日