長居はできない

ランチを上司に誘われる。この人が私をランチに誘うのは、待遇の交渉がある時だ。MODISHという、駅近くのカフェレストランへ。 結論として待遇の向上はない。5月まで全社員、今の給与据え置きという方針を貫くらしい。ふーむ。それだと私、あまり長居はできないんですけど。 一応、先方の主張としては、5月になれば、きちんと実績に見合う給与で契約社員にできると思う。この半年間、たしかに一時的に見れば待遇が悪いけれど、実績を出せるチャンスは用意してある(具体的に2つのプロジェクトが私の目の前に転がっている)。この会社で実績を出すのはキャリアとして長い目で見れば必ずプラスになる。だから性急な結論(≒退職)を出さないように、と。言うことは分かる。が、そうも言ってられないというか。プラスになるかどうかは、私が決めなくちゃいけないことだ。 そもそも向こうにしてみれば、引き留める以外の選択肢はないのだ。またと得難い安い労働力なんだから。しかも今編集グループは4人でいっぱいいっぱいになりながら回している。いざとなれば母体の方から人員の補充は効くだろうが、その配置がなじむまでにはしばらくかかるだろう。そんなに余裕がある状態でもない。 そういう状況の相手に説得されても、疑心暗鬼になる。しかも最初に約束した待遇見直しを反古にされた身であるからして。

■一年前の日記 Solitaire's DiaryBBS: 養命酒より価値のある http://solcom.seesaa.net/article/27064338.html