【2007.06.27の日記】
Ｘ社で仕事。 普通にまっとうに作業する。まぁ忙しすぎず。 でも、ルーチンじゃない作業が続くので、 考える時間が長く、なかなか面倒。 ま、でも、やりがいがあるとは言えるね。 仕事の後、定時で抜けて面接へ向かう。 ＷというWeb関連の会社。 渋谷道玄坂にあるオフィスバンクの近所。はす向かい。 超至近距離ですな。 カフェでネクタイを締めてから、Ｗ社を訪問。 なんだかちょっと雰囲気がヘン。 応接室で待っていると、女性が現れ、 「今日は履歴書とかお持ちでしたらお預かりします」 と言われる。 えーと。 転職エージェントから履歴書は行っているはずなので 今日は用意してないんですが。 だってエージェントからの連絡メールにも 「持ち物：特になし」ってはっきり書いてあったし。 なんとか履歴書を見つけたらしいが、 面接に現れた男性は、なんか面接慣れしてない感じ。 てゆーかわしの目の前で履歴書を超熟読してんですけど。 えーと。 もしかしてトラブルですか。担当者不在ですか。 面接は30分ちょいで終了。 えーと。これで私が次に進むかどうか決まるわけでしょうか。 「とりあえずわかんないから……」で残されそうな気がする。 まーいいけどさ。 Ａ嬢が近所に用事があって来ているというので、 一緒に夕食をとる約束。 彼女はLoftの一茶一坐を予約してくれていた。 なんて手回しのいい人なんでしょう。 超感心してみせたところ、 「もがみさんにそういうのは期待してないから(苦笑)」って。 なんて賢い人なんでしょう（誉めてる場合か） 一茶一坐で食事。 蒸し鶏とか、香菜のサラダとか、 ポットの四川風薬膳スープとか、 西湖龍井（しーふーろんじん）茶とかあれこれ頼む。 美味しいし、落ち着いて食べられるので、なかなかオススメ。 昼間は混んでるけどね。 ちなみに西湖龍井（しーふーろんじん）茶を頼んだ時、 お店の中国系の女の子はにっこり笑って 「これオススメです」と言いましたよ。 たしかに美味しいお茶でした。 茶っ葉がいいのか、いれ方がいいのかわからんけどね。 ところで香菜の「香」は「シャン」なのに、 （『ANGEL HEART』の主人公もシャンインだし） 香港の「香」は「ホン」なのはなぜ？ 北京語と広東語の違い？ XHANとXHONってこと？ 中国語担当の方、教えて。 「恋愛」と「結婚」、「恋人」と「結婚相手」の 定義/違いについて、日記に書くようにと Ａ嬢/恋人さん（←たぶん）に宿題を出されたので、 馬鹿正直に定義することにする。 彼女が求めているのは学究的な定義じゃない、 とはわかっているのだが、そういうトコから始めないと、 話ができない人なのだ、わしは。 さて、どの社会でも 結婚というシステムが不可避に持っているのは 「子どもを作る」ということであり、 それは半自動的に「生涯離れられない関係性」を意味する。 だから結婚は、一般に「生涯続くもの」と考えられてきたし、 それは今でも前提としていいだろう。 そこから考えるに「一生一緒にいてストレスがなさそう」 というのは、結婚の重要な要因であると言える。 じゃあ恋愛とはどう違うのか？ 恋愛は一時的なものなのか。 別に恋愛の時に「この人は一時的」と 区切って恋しているわけではない（わしの場合）。 恋している時にも 「この人は素晴らしい。ずっと一緒にいたい」 と思っているんだけど、でも、じゃあ何が違うんだ。 ここでもやっぱりキーになるのは「子ども」か。 結婚というのは、 「二人の間にできる子どもを愛すること」 という仮説はどうか。（草案） 相手と自分の子どもを想定し、 それを愛するということじゃあるまいか。 じゃあ子どものいない夫婦は結婚じゃないのか。 「子どもの欲しくない夫婦」は結婚じゃないのか。 いやいや。 形のある子どもに限らず、夫婦の生産物全般、 夫婦生活から生まれるものすべて、だな。（修正案） まず「二人が一緒にいて生まれるもの」が “二人の子ども”であると定義する。 それは子孫であるかもしれないし、作品かもしれないし、 雰囲気であるかもしれないし、生活かもしれない。 それを想像し、それを愛することができるのなら、 結婚相手になるんじゃないかね。 だから結婚相手には、 相手だけじゃなく、自分が含まれている。 ということでどうか。 子どもの半分は自分なのだ。 だから結婚の半分は自分であり、それを愛せるかどうかが、 恋愛との違いになるのではなかろうか。 ところで、こういうことを日記に書かせるのは、 Ａ嬢から他の女性への牽制球だということ、 ちゃんと分かっているんだけど、 それでもそれにノってあげる辺り、 親切な男だと思いませんか。
