カナリヤ・イン・ザ・フェイス

【2005.11.27の日記】

本日のBGM
アルバム『カナリヤ』より
種ともこ「かなしくなりたいんだ」

きみのひらいたホームページで毎日更新してる ココロの傷の拡大写真 きみの日記のことさ 覗き趣味に呼応したただの露出狂

# あ痛たたたたた(汗)

今日は特に予定もなくサビシイ週末。
種ともこさんのミクシィ日記にライヴのことが書いてあったので、行くことにした。
こんな時に、タイミングよく、割と近くでライヴがあるなんて、なかなかないもんね。

友人知人のライヴはともかく、メジャーデビューしているクラスの人のライヴというのは、実はほとんど行ったことがない。
学生時代に一度、友人が高野寛さんのライヴチケットプレゼントに当選し、それに一緒に行った。それくらい。
あ、インストアならもう一個ある。そうだ、あれが私の人生最初のライヴだ。福岡のベスト電器で行われたインストアライヴだった。
私、あの時、中学生くらいかなぁ。……それ種さんのライヴだったわけですが。

午後は作業をして、夕刻から新宿へゴー。
リキッドルーム、現在FACEという名前のそのライヴハウスを探してうろうろ。一周しちゃったよ。Humaxの上なのね。

目の前にあったロッテリアでテリヤキバーガーだけパクついて、軽く腹ごしらえ。
7階ロビーで当日券を購入。
当日券の整理番号は6だったから、けっこう早い方だったのかも。

会場はパイプ椅子が並べてあった。全席自由。
ステージに向かって左手の、通路脇に陣取る。前から5~6列目くらいだったと思う。
自分の右がすぐ通路なので、人がおらず、ステージを見やすい。割といい位置だった。

開演待ちの客席にかかっているBGMはたぶんカーペンターズ
物販スペースをちらっと見たけれど、行列ができていたので諦めて席に戻る。
開演近くなると8割方席は埋まってきた。概算で200人前後といったところか。
私と同年代~少し上くらいの男性が多いみたい。

開演。プレイヤーの配置はステージ向かって左から、ギター、ドラム&パーカッション、種さん、ベース、コーラス&ギター。
種さんの前にはRhodesのエレピが置いてありました。弾かない時はRhodesの手前に出て立って唄っておられました。
セットリストをPDAにメモるのもステージから見て感じ悪いかと思って遠慮していたんだけど、ふと手描きメモならすぐ書けるしそれほど悪い印象もないかと思って、メモ帳に暗がりで手探りでセットリストをメモっておきました。そこまでしなくてもいいんだけど、でも後で自分でライヴを思い出すよすがにしたくて。暗闇で手探りなので字が汚くて判読困難だったけど、たぶんこんな感じ。

  1. カナリヤ
  2. Let me hear
  3. あなただけを
  4. もう忘れちゃおう
  5. バイバイ ホーム
  6. のばら
  7. おでん
  8. ダメなときはダメ
  9. 悲しくなりたいんだ
  10. Last Tram To NRT
  11. I say NO
  12. あしあと
  13. 夕風 (以下アンコール)
  14. You're the One
  15. 伝説

冒頭アルバムタイトル「カナリヤ」からかっこよくスタート。高らかに響き渡る種さんの歌声が素敵で、身震いするほど。
私の好きな「Let me hear」「もう忘れちゃおう」など、序盤から嬉しい選曲が続きます。
「おでん」はアルバムにも入っていない新曲だそうです。一瞬、大柴くんの「おでん」を思い出しましたが(笑)それとはまたちょっと違ったテイストの、じっとり?煮込んだ歌詞。
「Last Tram To NRT」は、疾走感のあるアレンジが印象的でした。かっこよかった。全曲通じて、コーラスの戸田和雅子(とだまさこ)さんの声質が種さんの声質によく合っていて、素敵なマリアージュになっていました。
MCもすごく面白かったんだけど、でもまぁそれはここで引用してもしょうがないし。自分用のひみつ日記に書き留めておくだけにしよう。←そんなのがあるのか。
「夕風」でいったん終了。
アンコールに応えて登場した種さんのMCによると、1985年12月にデビューシングル、1986年1月に1stアルバムということで、この年末年始は種さんのデビュー20周年になるのだそうです。
そこでファンクラブからサプライズの大きな大きな花束とプレゼント。種さんもびっくりしておられました。プレゼントの中身は、今では種さん自身にも入手困難な種さんのレア音源フルセットだったとか。
種さんは「○周年」とかにあんまり興味ないタイプなんだそうですが、お客さんやスタッフにとっても節目ということで一念発起、2006年はマンスリーライヴを企画中だそうです。
「最低でも年6回はライヴできるようにします」「懐かしい曲もあれこれやります」
ということで、会場からは大きな拍手。
来年は私も種さんのライヴ、ちょくちょく行くようにしようかな。

アンコール曲はデビューシングル「You're the One」をゆっくりとボサノバ?風で。聞いてて、なんだかものすごく嬉しかった。やっぱり思い入れあるからね。
アルバムのラストソング「伝説」をRhodesで一人弾き語りにして、締めでした。もう一度根強いアンコールがあったのですが、さすがにもう準備した曲がないとのことで、舞台挨拶でおしまいとなりました。

ああ素敵なライヴだった。2時間があっというま。

物販をちらっと見る。手ぬぐいを買おうかどうか迷ったけれど、でも今日はガマンガマン。
種さんのCDは既に持っているので、コーラスの戸田さんのCDにもちょっとひかれたけど、まったく試聴もなしに買うのは、緊縮財政の今はちと危なすぎる。どこかで試聴してからにしようと決める。

さて、ライヴが終わってまだ時間があったので、ヨドバシカメラへ。
ゲーム用のジョイスティックを見る。リアルアーケードスティックかぁ……と買う勇気が湧かずに見送り。ほんとデカイんだよなぁ、リアルアーケードスティックは。

渋谷でちょっと寄り道。南口の本屋に立ち寄ったら、友人が勧めてくれた一冊、『僕の小規模な失敗』(福満しげゆき)を発見。その本屋には販促用の小冊子みたいなのがあって、内容の一部が紹介されてました。……小さい。ホント小さい。器が。人間が。鬱陶しいとしか言いようがないというか(汗)『失踪日記』(吾妻ひでお)は作者自身が「洒落にならないところは除いた」と言っている通り、どこかユーモラスで洒落になってるんだけど、『僕の小規模な失敗』にはそんな手加減がありません。洒落になっとらん(苦笑) うーん、この本をもがみ庵に置く事には危機感を覚えるぞ(汗)悪しき波動に飲み込まれそう……。というわけで、どっかで読むことにして、購入は無期延期。

まぁ人のことを鬱陶しいとか言ってますが、私もそれに近いことを言われたことはあります(汗)
私が常に前向きでお茶目かっていうと、そうでもないんです(そう思われるのは嬉しいですけどね)。
元々後ろ向きで陰気で内向的で根に持つタイプ。失敗や挫折を引きずるタイプ。
ただまぁ、ここ最近はマイナスの感情を比較的要領よく処理してはいるかな。
おかげで人前ではあまり出さずに済んでるし、ね。
いつまでたっても恋人がいないことについても、結構落ち込む時期もありますが、ここしばらくは達観というか諦念というか、そういう感覚で過ごしています。無けりゃ無いでしょうがねーや的な感覚。

……これは秋が終わったってことなんでしょうかね(苦笑) 仕事で忙しかったせいもあるか。
また春が来れば、人恋しくもなるでしょうか。
いや、恋人は欲しいよ、もちろん。
でも無理はすまいというか。変に覚悟できちゃったというか。
気長に待ちますか、的な。
……え、これってもしかしてココロの傷の拡大写真? うわ(汗)

■ソリカン匿名板(暫定)開店
http://jbbs.livedoor.jp/sports/26380/

■今日のお仕事
◆AngelTear今月の進行状況:0/16

■ランチパートナー・プロジェクト
お昼ご飯を一緒に食べようの会。毎月15~30日がオススメです。

■今日のAngelTear
今週の物語は、私が「しおれた恋」と名付けたお話。今日は第6話。

■笑撃弾 すたあ☆トリック 第三回公演『SAKURA』
http://www.star-trick.com/
http://www.interq.or.jp/green/shine/soramori/WebFrier/
◆2005.12.01(木)~04(日)
◆TACCS1179@下落合
深森らえる嬢が参加してます。
らえる嬢の出演回は2(金)1930、3(土)1400、4(日)1600です。
私が常にチラシ、ハガキを持ち歩いておりますので、ご希望の方は一言お申し出ください。

■おしばい軍団・もずくぁんず 『白のカノン』
http://www4.ocn.ne.jp/~mozuku/
http://paranoiac.exblog.jp/2994157
◆2005.12.01(木)~04(日)
◆武蔵野芸能劇場@三鷹
川原慶久氏が参加してます。

■to さっちゃん
それそれ、そういう体験談を待っていた。
そーかー、子供たち、見て安心しますか。そうかもねぇ。
って今一体どういう待遇なんだ(笑)
でもたしかに、生まれた時にこーんなに歓迎されたんだよーって記録は、
子供にとってはけっこう嬉しいかもね。
友人は会社にある機材をちょこっと借りるくらいはできるので、イベントの時だけくらいだったら買わずに済ますか、的なことを言っていました。
イベント以外でも、時々は撮っておくとよさそうね。
そんなに何本も撮っても、本人も見ないだろうし(笑)ほどほどに撮っておく感じか。

■to しのはらさん
おおー。そんな家なき子、じゃないや、それを言うならマルコ・ポーロ……でもないや。
母を訪ねて産婦人科、みたいな状況があったのですな。
それはなかなか切なく、ビデオが素晴らしく役立つ状況ですな。
やっぱ、成長した本人が見るってことが、みんな念頭にあるようですね。
どうやっても記憶とか感覚的なものは薄れますし、映像とか音声とかあるとよさそう。
そういえば私も、自分が幼少時の写真とかアルバムで見て、いまだに印象に残ってるな。
あー、友人の母方のジジババは遠くにお住まいのはずなので、それは有効ですな。
まぁ再生機材の準備とかメディア変換の手間もあるでしょうけど、それはなんとでもなりそうだし。
だとすれば、結構必須のアイテムかも。
その拷問に関しては私の方で断固拒否しておきます(笑)
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カナリヤ

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