リアル店舗の未来

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脳内BGM

リアル店舗の未来

SFファンの友人が言っていた

教えてもらった気になる本屋を行きたいメモ。「本のにほひのしない本屋 神楽坂モノガタリhttp://www.honnonihohi.jp 荻窪「本屋Title」http://www.title-books.com/ 。コンセプト本屋の拡大は楽しいけど、書店産業の未来は憂いてしまう。

Posted by 中澤 友作 on 2016年1月14日

上記二つの記事が混ざって、なんだか夢想。 このまま、web通販が一般的になり、コスト高のリアル店舗が減っていったらどうなるんだろう? 大店舗はおそらく消滅し……いや、それとも大店舗だけが生き残るのか? リアル店舗に足を運ぶメリットを維持できる業態ってなんだろう?

書籍は書籍という時点で既にパッケージ化された情報なので、通販しないでリアル店舗で販売するメリットはあまりなさそうに思われる。
今後リアル書店が生き残るには、専用のリアル書籍が必要となるだろう。つまり紙の質感や判型が意味を持つような書籍だ。絵本とか、『果てしない物語』のように、リアルの紙、リアルの装丁が意味を持つ書籍が、生き残りをかけて一定の発売数を維持できるなら、リアル書店はそうしたものを専門に取り扱うようになるかもしれない。
だがそれとても、今までのような情報流通の主役ではあり得まいから、骨董扱いの、好事家の蒐集品になっていくのは避けられないのかもしれない。
一方でwebに特化した書籍は、ページという概念が消滅して、巻物のような形態になっていくだろう。SFではいくらか事例がある。マンガだって今のようにページ単位のコマ割はしなくなるかもしれない。既に、Kindleの書籍のうちテキスト主体のものは、ページの区切りが流動的になっている。

アパレルは袖を通す派がいるからリアル店舗が生き残るだろうか。リアル店舗にコストをかけ個性的な服のリアル試着を重視する戦略と、ユニクロ的既製服をweb通販する戦略に二分化する、ということだろうか?

飲食店はリアル店舗で生き残るだろうが、食料品店は通販相手に苦戦しそう。

さまざまなリアル店舗が淘汰されてネットに移行すればリアルのテナント費は若干値下がりするだろうから、小売りとは別の何かがそこに入ってくる可能性もある。入るとしたら何だろう?

こういう空想していると、SFが一本くらい書けそうな気がしてくる。まぁ、気がするだけなんだけど。

詩の語の録

「(いちごを両手で)温めてあげる」

父に大きないちごを渡す前に、そっと両手で持って。

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