冒険はLv1から

2015-10-11 09.34.54-1

冒険はLv1から

私は会社のIT関連ではトップなので、誰も私に教えてくれない。知識を充実させるには自分で勉強をしなくては……ということで、情報技術者試験を受けることにした。Leverl1、ITパスポートから。

職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者。 –via 情報処理技術者試験 - Wikipedia

ちなみに最終的に目指すのはLv4のうちのITストラテジストであると思われる。

レベル4 高度IT人材として確立した専門分野を持ち、主導する者。スキルレベル4の試験類を総称して高度情報処理技術者試験と呼ばれる。 ITストラテジスト試験 (ST) 企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者。 –via 情報処理技術者試験 - Wikipedia

問題集は半分くらい読んだ。今のところあまり難問にぶつからなかったので、大丈夫じゃねえかとは思っているのだが(全部読んではいないらしい)。

試験会場である池袋へ。 教室に入って見渡すと、受験者は若者が多い。そりゃそうか。カミさんによれば「学生が受けるような奴でしょ」ということらしい。 入室前に渡された試験の案内を読んだ限りでは、PCで設問が表示されてPCで回答するみたい。へー、さすがIT試験ですね(試験形式も知らないで行ったの?と後でカミさんに呆れられた。私にはそういうところがたしかにある。初めて早稲田を受験した時も受験会場で「へぇ、マークシート方式なんだ?」と思ったものだ。落ちたけど)

試験会場はPCが並ぶ部屋。あのー、あれだ。大学のPC室みたいな感じ。今の大学がどういう感じか知らんけど。

操作方法の説明画面を読みながら待つ。時間になると自動的に開始ボタンが押せるようになるらしい。何から何までITですね……いざ。

まず何問か解きながら操作感覚を把握する。君らITネイティブ、未来の高度IT人材がどれほどのものかは知らん……が、この白いサイボーグもがみさんを侮るでないぞッ。

マウス操作がまどろっこしいのでキーボード操作でスピードアップできないか試してみたけど、タブキー10回くらいhitしないと選択肢にたどり着かない。なんのオブジェクトを置いてるのか知らないが…… 結局、左手: マウス、右手: 十字カーソル+シャープペン、が一番よさそう。

TOEICの感覚でバンバン解く。TOEICは1問1分とかで解かないと終わらないのだ。ITパスポートはどうも冒頭の操作説明によれば100問らしい(当然、事前には把握してない)が、しかし後半に難問が待ち構えている恐れもあるし、油断なく最速で……

50分くらい経ったところで問題がループして第1問に戻る現象に遭遇する。あ、あれ? 100問超えたら1問に戻ったよ? カンスト?←ゲーセン感覚

思ったよりも問題数が少なかった。自信がなかった問題を読み返して、やることは全部終わってしまった。残り90分くらいある。

お、押すのかこの禁断の「採点」ボタンを……。 震えるマウスで「採点」ボタンを押すと、何やら計算が始まり、画面に点数が表示された。780点。 合格ラインが600点(ただし分野別で300点を下回る分野があれば不合格)という合格条件が画面に提示されている。同時に「合否の判定はなんとか大臣の認可により云々」の文言もある。

合格したらしいが、実感がわかない。画面のどこにも「あなたは合格しました」とは書いてない。つまり私は合格点には達したが、大臣がダメと言ったら合格にはならないのだろう。

指示書には試験が終わったら手を上げて監督官を呼ぶべし、とある。教室内で一番早く終わったらしい。しばらく手を振ったり伸び上がったりして監督官の注意を引こうとしたが、なかなか気付いてもらえなかった。声を出すと周りの受験生に悪そうだし。

問題集で学んだこと、プログラミングやExcelの知識があったこと、そして実務の経験があったことが合格にプラスとなった。在庫金額の算定とかIT分野っつうか購買の話だもんな。

参考 →もがみ たかふみ 2015年10月11日Facebook

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