昔何かで読んだ話をしよう

昔何かで読んだ話をしようかと思う。それは、何か別の話の前置きだったのだが本論の方は忘れて、前置きの方だけが頭に残ってしまった。

それは若い男性が自分の体験を語っていたエッセイか何かで、ちょうど社会人に成り立ての頃のことを話題にしていた。その人は、社会人になって会社で電話の応対について学んだのだそうだ。そして、自宅(実家)でかかってきた電話を、会社で覚えた通りに応対し、我ながら見事な対応だったと、まぁ今でいうドヤ顔だったわけだ。それに対し、母親が言ったことには、「まるで会社みたいな(事務的な)応対をうちでしないで」という叱責・批判だったという。 会社員として、あるいは社会人として、覚えた方がいいスキル、仕事がスムーズに進むスキルはある。 人に仕事をフるというのもそうだ。 でもそれをどこでもかしこでもやっていたら、どうだろうね。相手はイヤじゃないかしら。 そういうところに、無自覚になっていくのが、会社って恐いと思うなー、と思った。