“水に落ちた猫が泳ぎを覚えるやり方”で/25周年記念祝賀会

本日のBGM QueenWe will rock you

うちの会社は今年で25周年。その記念祝賀会を、新年会を兼ねて行うべしとの勅令が、うちの専務から部長に出た。部長は4人の社員を選んで幹事チームとし、事に当たったのであった。 私がその幹事四天王のうちの一人だったりしたわけで。

中でも私の役割は、席次表・プレゼンテーションなどの資料作成の腕前を買われてのことだと理解している。仕上がりがかなりギリギリになっちゃったりしたけれども、まぁなんとか。出版業界にいた身としては恥ずかしいできばえなんだけど、まぁなんとか。 そのほかに、会社の「25年のあゆみ」を編年体で綴るプレゼンの担当だったり、今後の会社のあり方について、各部署の発表をするその海外営業発表の担当だったり、プレゼンに使うPC操作の担当だったり、撮影担当がデジカメを忘れたので自分のデジカメを貸与したんだけど手を出したくてうずうずしたり、と美味しい久保田の万寿を味わう暇もない、心の休まらない時間だった。 冒頭の発表(の資料)で信じがたい大ポカをしたものの、終盤で奇跡のリカバリ。プレゼンに自分のノートPCを使って良かった。そうでなかったら危ないところだった(汗) 自分のPCを使った理由は、もちろん操作が分かっているということと、細かくスクリーンセーバーなどをいじってプレゼン仕様にしておくことができたから。プレゼンでデスクトップが散らかっていたり、Windowsスクリーンセーバーが出たりとかしたら、ちょっとかっこわるいものね? 最後のスピーチは「長すぎ(苦笑)」と部長評。たしかに私のスピーチは長すぎる傾向にある。たぶん、話したいネタがたくさんありすぎるのだ。ばっさり短くするよう、気をつけないとな。他部署の発表とのバランスもあるし。 スピーチを気に入ってくださった方からは「どうやってあんなスピーチが思いつくの?」と訊かれたけれど、これはなんとも言いようがない。私自身、“水に落ちた猫が泳ぎを覚えるやり方”でスピーチをしているだけなので、きちんとした方法論を持っているわけではない。 前日から寝ずに考えた――というのは私がよく言うジョーク(厳密には、『銀が漂流バイファム』のスコットのジョークのパロディ)だけれど、前日のうちに何を話すかはかなり考える。私の場合には、話したいことがブロック単位で出てくることが多い。あとはそのブロックがいくつあって、どの順番で組み合わせて、そしてかっこよく見栄え良く終わらせるか、ということになる。今回の場合、「弊社のいいところアンケート結果」「意外と国際企業」「海外出張します」ということを、美辞麗句で語ると、まぁあんなスピーチになる。ブロック単位で削ったり組み替えたりということもできる。今回長すぎたので「会社のいいところ」を削って「意外と国際企業」「海外出張します」という2ブロックで話した方がすっきりと良かったかもしれない。 ともかく全部終わってホッとした。充実というか達成感のある祝賀会でした。 20110114_163411_0.jpg