日本人はいかにして手巻き寿司で喜ぶか

以前、赤羽の我が家に一泊ホームステイで来てくれたシリア人留学生の女の子をカミさんがカミさんの実家にご招待。7月末には国に帰ってしまうという彼女が日本家庭の神髄を知るという意味で、まぁもがみ家よりは日本的かと。 川崎駅でピックアップするため、川崎ラゾーナに駐車しようとしたところ、駐車場がたいへん混み合っていて閉口する。休日のラゾーナにそんなにみんな車でおでかけですか。まぁ電車が便利な人ばかりでもないからなぁ。30分以内は無料なので、カミさんとシリア人A嬢をさっさとピックアップし、駐車場から脱出。 カミさんのお友達のS嬢も、男の子を連れてご来場。

お昼ご飯。カミさん実家にて、手巻き寿司を頂く。唐揚げなどもあってご馳走(←わたし的に)。ウニ、いくらなどもたくさんあり、私がもりもり食べたけれど、A嬢にはウニはあまりヒットしなかった模様。まーこのうまみが分かるのはちょっと難しい? 英語でウニを説明するのが難しかった。Urchinっていうのかね。まぁ英語で単語言ってもさっぱりだと思うけど。つーか婿が一番喜んでた気がしますけどこのお寿司。いや、つまりね、日本人がいかに手巻き寿司で喜ぶか、ということをシリア人に見せることが、真の国際交流なわけですよ(我田引水)。 A嬢に浴衣を着せてみる試み。ケータイなどで撮影会。 そのまま、みんなで川崎大師に散歩に行く。トントコ飴を切っているところを見ようと思ったけれど、湿度が高いせいであんまり切ってるとこがなかった。一カ所だけ切ってるとこがあってA嬢に見せられたので良かったな。 大師は風鈴市の準備中。まだ売り場は閉ざされていたけれど、本堂の軒下に風鈴が並んで奉納されていたのが見られた。 シリアの女の子が作ってくれたシリア料理。夕方、A嬢がムサ・アーというシリア料理を披露してくれた。茄子、パセリ、トマト、ニンニクなどを炒めたもの。パセリの不思議な風味が異国情緒を醸し出していて、美味しい。 ムサ・「アー」、の発音がとても難しい。のどを使って唇を引き気味で…いや、わからん。 満腹したところで、我々夫婦とA嬢を義父が駅まで車で送ってくれた。 A嬢は「大変お世話になりました。私にできることがあったら、いつでも言って下さい」と嬉しいことを言って帰って行きました。