シェア・ザ・ハウス

カミさんが赤坂にあるシェアハウスを観に行きたい、ということで、予約を入れた。二人で行くことにする。以前から、カミさんの友人がシェアハウスを楽しんでいたり、まぁ私の友人にも何組か、家を共有している連中がいるけれど、そういうので興味を持ったらしい。 カミさんの店から正味150米といったところ。内覧中。

東京電力だかの寮だったところを改築して作ったものだそうだ。1階は共有スペースで、2~4階が個室。2階は女性専用フロアで男子禁制。敷地の中には東京電力の設備や通信基地局が現役で残っているので、そういう場所を作業のため使うことがあるのだそうだ。 2~4階は10室弱くらいの個室が入っている。いずれも一人用なので、全部で30人ほどか。 一年の定期借家契約で、通常の居住契約と違って必ず1年で契約が終了・再契約という形になっている。 全体に女性の割合が多く、女性専用物件というのがかなり割合として多いらしい。7割くらいが女性とか。 1階の広いリビング、そして広いキッチンとダイニングは共有なので、(少なくとも自炊をするなら)ここで全員が食事をすることになる。シンクが二つで「かぶったりしないんですか」とカミさんが尋ねたが、むしろ15人で1シンクというのは、他の物件に比べて少ない方だという。1シンク20人ほどのものもあるそうだ。まぁ全員が自炊をするというわけでもなかろうし、時間のズレもあろうし、カブったらうまく譲り合ったり協力したりして済ますのであろう。キッチンの食器等は管理会社が置いているので、まったく自分の食器なしでも生活できる。 各階の部屋は、ビジネスホテルみたいな狭さの部屋からもうちょっと広めのところまで、大小ある。採光もさまざま。壁面は打ちっ放しに近い感じで若干殺風景な感じもあるが、赤坂の一等地にこの値段で住めるなら文句ない感じ。収納はやや大きめのクローゼットがある。 バルコニーには電動ブラインドが付いている。 バス・トイレは各階に共用のものがある。バスといっても、シャワーだけ。浴槽があると、混み合ってしまうのだそうだ。 洗濯機や乾燥機も各フロアにある。 独身だったら、こういうところで生活するのも楽しいかもしれない。一人になりたい時は部屋にいればいいし、人恋しくなったら下に行けばいい。まーでもそもそも私、人恋しくなるってあんまりないからなぁ。私は荷物が多いし、部屋の電源が20Aということで、ちょっと住むのは難しいかなぁ? バス共用というのも意外とダメかもしれない。人が待ってると思うと落ち着いていられないのだ。近所に銭湯を探す方がよさそう。 赤坂でない、もうちょっと外れた立地の部屋だったら、なんとか給料の範囲内で住めるかしら。