英語で営業でATOKが

最近、英語でメールを書く機会が突然増えた。弊社の外国語担当、じゃなくて、海外市場担当であるK氏の退職が公になったためだ。うちの会社で「英語ができる」と言える人間は3.5人しかいないと考えられている。K氏が抜けると2.5人だ。1人は役員であり、もう1人はまだあまり上手くない(≒0.5人)ので、私が後を引き継ぐ事になったのは時代の趨勢と言えよう。

これまで営業のことなどまったくわかっていなかったが、なにせ営業部長から海外市場担当になったK氏の仕事を引き継ぐので、営業の事を勉強している。といっても主に事務方のこと。顧客と連絡を取り、書類をまわして、製品を手配して、発送する。

英語でメールを書くだけでも時間がかかるのに、手順をいちいち確認しながら事務処理をするので時間がかかって仕方がない。しかも顧客は待ったなし。ぎゃわー。

おかげさまで、英語メールのレベルはかなり向上した気がする。実力が上がったというよりは自信がついたという感じ。「身長が2倍になった気がする」というアレだ。少なくとも英語で悩む時間は減って、伝えたいことはだいたい文面に入っている、はず。「この文面で伝わるか?」と考えることが減った。ゆるくオーケー。だいたいはなんとか伝わるもんだ。お客さんの方だって、英語圏の人間ではないので、必ずしも英語が達者ではない、というのもわかってきたし。

ところで、最近のATOKはすごい。英文メールを書くのに、ATOKが手放せなくなった。英単語を数文字書くだけで推測ウインドウに単語の候補が表示され、1文字ごとにスペルの候補が絞り込まれていく。あやふやなスペルの単語も、何文字か打ってみて、間違えれば候補が消えるのですぐわかる。日常使う単語ならほぼ不足なく入っている感じだ。

日付も打ちやすい。「きょう」を変換すると、「2009-10-28」や「20091028」「10月28日(水)」などが変換候補に出てくる。ある程度、この候補もカスタマイズできる。もちろん「きのう」「あした」も日付変換できる。実に日本語入力が快適。ある程度文章を打つ人なら、ATOKは文句なくオススメできる日本語入力ソフトだ。MS-IMEなど使うだけ時間の無駄というものだ。

私は高校時代に古い頭の良くないワープロ(書院の安いの)でタイピングを覚えたので、文節ごとに変換してしまうクセがある。連文節変換はお世辞にも効率が良くなかったのだ。ATOKの場合は長い文を一気に変換する連文節変換を使った方が、学習効果が出るので効率アップするらしい。心がけて長く変換するようにしていきたい。

(ちなみに、Amazonのリンクを右につけているけれど、JUSTSYSTEMの直販でダウンロード版を買う方が安い)

ちなみに、22日の日記に書いた書類のGTD化の方も割と好調。今のところ、書類の処理は快適。ただし、時間的に節約になっているかどうかは不明。クリアフォルダいちいち付箋を書いたり貼ったりしている分、時間がかかっている気がしなくもない。この辺も改善して時間短縮していきたいものだ。でも快適に/心理的負担なく書類を処理できるってのは、時間的なロスを補ってあまりある気もする。