海賊船長“海のシャチ”花火を独り占めの巻/燃えたろ?

昼寝から目覚めると、ぱしふぃっくびいなすは既に釜山の沖合に停泊していた。正確には広安里(クワンアンリ)や海雲台(ヘウンデ)の近く。花火が行われるダイヤモンド・ブリッジのほぼ正面。他に花火鑑賞目的の船が9隻いるらしいということで、船長も拍車を飛ばして一番乗りを決めたというわけだろう。さすが船長。他の9隻にどんな妨害工作をしたのか、心配になります。

20091017_175746_0.JPG


11階プールデッキを歩いて風景写真を撮った後、船内を散歩していたら「韓服体験」が行われている茶室を通りがかった。カミさんが持ち前の図々しさを発揮してのぞいたところ、見学して良いと許可が出たばかりか、時間も少し余裕があるので、体験してもいいという。うわー午前中申し込みを寝飛ばしてしまったのに、得したゼ。犬も歩けば棒に当たる。ソーシャルスタッフのお二人にありがとう。

韓服の先生に着付けしてもらいながら聞いたところによると、韓国でもあまり民族衣装は着なくなっているという。韓国式の結婚式の時くらい。昔は法事のたびに着たのだそうだが(しかも、韓国では毎年、たくさん法事があるらしい)、最近ではやはり忙しいせいか洋服のままということが増えたそう。着方も昔に比べたらずいぶん簡略化され、ズボンのすそを縛るひもなども今はボタンに近い形になっている。

着せてもらって撮影。しかし、この格好よりも、世界一周クルーズで着たアラブ衣装の方が似合うというのはいかがしたものか。(2008年04月18日 Dubai: 「不在の都市」または「Stranger's City」参照。ただし写真なし)

20091017_155936_0.JPG

その後、7階エントランスホールにて、韓国の観光課の職員に、相談。早朝の入国予定が一晩早まって今夜になったため、夜出かける算段。観光課の年配の女性と、若い通訳のリさんは親身でいろいろ親切に教えてくれた。

ちょうど花火大会やフェスティバルなどが重なっているので、町の人出はかなり多いとのこと。夜中なのでジャガルチ以外はあまり営業していないと思われる。治安は良好、特に行ってはいけないエリアなどはない。ソミョンまで行くとしたら地下鉄は動いているか、との質問には、2330~2400時くらいまでは動いているだろう、とのこと。

PIFF広場の屋台にあるホットクはオススメなのでぜひ食べて欲しい、とのこと。ドラマ『スターの恋人』でチェ・ジウがPIFF広場のホットクを食べるシーンがあるのだそうだ(イントネーションは「ホット」だが最後に小さく「ク」が付くらしい)。終始笑顔で話してくれて、大変参考になった。カムサハムニダ

お風呂に入って一服。体脂肪測定機能付きの体重計があったので計測してみた。

66.8kg。16%。

代謝「燃えやすい」という評価は、なんだか燃料の薪みたいで不本意。映画『マトリクス』の燃料人間の世界だね。