寝ているうちに紀伊半島を半周。目が覚めた時には既に瀬戸内海に突入していたらしい。1100時、定刻通り神戸入港。
ワールドクルーズの時には、入港するたびに見物客が出たものだが、まだ乗客が少ない事もあり、どうせ神戸だし、ということもあり、見物客もまばら。ここから300名ほど乗客が乗ってくるので、ツアーも本番。
乗ってきたお客さんの中に、世界一周の時に見知った顔をちらほらお見かけする。
とりあえず私は、入港見物の合間をぬって会社の仕事の宿題を頑張って処理する。なかなか終わりが見えないが。
昼食はフィレカツ。やはり脂が少ないのがここの食事の特徴。
神戸出港セレモニー。８階右舷のデッキでシャンパンがふるまわれ、バンド演奏も高らか。紙テープなど投げて華やかに出発。ちなみに私は投擲能力はゼロです。普段もの投げたりしないからな……。
GoogleケータイのGoogleマップに搭載されたLatitudeの機能に感心。出港・離岸の際にも正確に位置を検出、進行方向の矢印も正確に、海に向けて移動中であることが表示される。すげー。これで海上でもストリートビューが使えたらなぁ（使えません）。
船内オリエンテーション。既に知っていることがほとんどなので、気が楽。旅客誘導のサイレンは短音７回、長音１回。退船のサイレンは長音連続。
避難訓練では救命胴衣を着て、脱出用救命艇の集合地点でオリエンテーションを受ける。これも一度やったので、お気楽。
部屋に戻り、ちょっと眠って目覚めたら、出港のカクテルパーティを寝過ごしていた。しようことなしに８階のデッキを散歩。船は瀬戸内を航行中。近くに大小の島、大小の船が見えるのもをかし。
神戸を拠点に活動しているア・カペラコーラスグループ「宝船」のステージ。
◆宝船 [オフィシャルサイト]
４声のコーラス＋２名のボイスパーカッション。楽器を使っていないとは思えない重厚なサウンド。ボイスパーカッションの安定感もすごい。
「上を向いて歩こう」「ラヴィアンローズ」「sidebyside」「アリラン」「ケサラ」「begin the begin」「マシュ・ケ・ナダ」「この道」など。華があって楽しいステージでした。
船内の夕食は２回に分けられており、その分け方はどうやら年齢によるらしいと言われている。若い方の半分を見た限りでは、今回のクルーズの平均年齢は我々が乗ったワールドクルーズ（平均年齢68歳）よりだいぶん低め。60歳前後にまで落ちているかもしれない。
ダンスタイム、カミさんに引きずられるようにしてメインホールへ。ワールドクルーズで習ったうち、ジルバとタンゴ、ブルース、マンボはなんとなく取り戻した。ワルツはかなり怪しい。スクエアルンバ、サルサは抜け落ちている。また少し教われば、思い出せるかもしれないが。
