いいえ、私は尾崎ではありません

本日のBGM
尾崎豊「存在」
 受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
 さあもう一度 愛や誠心で立ち向って行かなければ
 受け止めよう 自分らしさに うちのめされても
 あるがままを受け止めながら 目に映るもの全てを愛したい

弊社では、毎週月曜日に朝礼というか朝会議を実施している。週明けの連絡などを行うためである。その中に「今日のひとこと」というコーナー?がある。社員が回り持ちで、何でもいいので一言話すコーナーだ。社員の発表の練習という側面と、同僚のパーソナリティを知るという側面があり、人気があったり、なかったり(人前で発表するのが重荷という人もいるのだ)するアンビバレントなコーナーだ。

今朝は私の番で、何について話そうかと考えたが、最近はなんらの学びも気づきもなく、のんべんだらりと過ごしているので、ネタに窮した。自分の中ではちょっと古いネタになっちゃうのだが、会社の若人たちに読書を励行する意味で、『レバレッジ・リーディング』を紹介することにした。

私があまりにも読書をしないことは、親しい友人の間では知られていることだが、この『レバレッジ・リーディング』を読んで以来、けっこう納得して、少し本を読まなくちゃな、と思っている。そんな話をひとくさり。なかなか私に影響を与えた本だと言えるだろう。

今日は通常の在庫管理業務のほかに、降って湧いた英語契約書の翻訳を進めた。といっても社内閲覧用の翻訳なので、「意訳でいいよ」と言われている。辞書ソフト(英辞郎は意外と便利だ)を使ってせっせこ訳していたら、自分のタイピングの妙なクセに気づいた。

「損害」がなぜか「存在」になる。Gの代わりに、無意識にZを叩いている。契約上の「損害に対する責任」という見出しを書いたつもりなのに、ふと読み返すとその章はこういう見出しになっている。

 「存在に対する責任」

……お前は尾崎豊かッ。