クラシック中隊/餃子マシンガン

御茶ノ水からJRを乗り継いで、しなやかに蒲田へ。友人のコンサート。

2年ほど前にも同じ友人のコンサートに行った(あなたが加わる歌/音楽の神様: Solitaire’s DiaryBBS)。その時にみんなで食べた餃子屋が美味しかったので、また行きたいね、なんてな話をカミさんとする。行く前にちょっと餃子屋の営業時間を確かめよう、と思ったけれど、見つけられず。 やたら空腹になってしまったので、会場の敷地内にあるダナルヅでちょっとつまんで、コンサートへ。 20090531_151432.JPG三田フィルハーモニーオーケストラのコンサート@蒲田アプリコ。演目はベートーベンとブラームス。お友達のK1嬢が出演者の一人でトランペットのリーダー。 思ったよりもすごくたくさん来場者がいて、なかなかの混雑。2階席がまだ空いていた。 ベートーベンの『田園』が演奏されているのを眺めながら、なぜクラシック演奏というのは、中規模編成がないんだろう、と考えていた。少人数編成とオーケストラはイメージできるが、中規模編成のクラシックというのはあまり聞いたことがない。たぶん、伝統ってことなんだろうか。宮廷音楽の時代の楽譜が多いから、中規模編成の曲というのが少ないのかもしれない。7~10人くらいの編成でやるのも面白そうだけれど。各パート一人とか。 本公演は子どもたちにもクラシックに親しんで欲しいとの観点から年齢による入場制限を行っておらず、乳幼児連れのお客様は2階席にご案内することとなっていた。 演奏が始まってみると、2階席は子どもたちのコーラスが豊かであり、そのハーモニーを楽しめるかどうかがカギなのであった……結構難しいよ? 私の左後ろの子どもはもはや演奏と無関係に大声で放歌しており(「♪おーわっちゃったおーわっちゃった~」……て何が?)、うかつに黙らせようものなら大騒ぎになるのは目に見えているため、親も手のつけようがない感じ。前列の椅子の上に身を乗り出すようにして歌っているのは、私の左隣に三脚で設置されていた撮影係O氏のビデオカメラに自分の歌声を吹き込んでいるとしか思われぬ。さぞかしO氏に恨みでもあったのだろう。後でO氏に聞いたら、メインの音源は別に録っているそうで(そりゃそうか)、ビデオの音源自身は参考資料だからさして問題ないとのこと。 2曲目のブラームスに入る前に我々は席を移動し、1階の2列目に陣取って聞いたので、今度は曲にたいへん集中して寝ることができた。いや、寝てませんよ。寝そうになったけれど。先日行った倍音浴@増上寺もそうだが、気持ちのいい音楽というのは眠りを誘うもので、なかなか最後まで聞くのが難しい。 終了後、出演者のK1嬢や撮影係のO氏、お手伝いしていたA嬢、来ていたK2嬢、Kちゃん、などと顔を合わせて談笑すること少々。 カミさんと一緒にユザワヤで買い物をした後は、K2嬢と再び合流。猛烈な空腹を訴えるカミさんとK2嬢に食われそうになりながら、たなへに電話。「今蒲田にいるんだけどさ、あの餃子屋の名前なんだっけ」「あれか。あれは『歓迎』って書くんだよなァ……またあんたらは夫婦そろってタイミング悪い時に電話かけおってッ。まったく」とかなんとか言い捨てて電話をお斬りになったので、なんかマズイとこに電話かけたのでしょうきっと。鹿島の時差が東京マイナス何時間か、いちいち覚えてられっかっての(偏見)。 20090531_174414.JPGケータイで検索かけて無事、「歓迎」を発見。さっき探したエリアで道は合っていたが、もうちょっと遠かった。区役所の並びね。3組くらいお客が並んでいたけれど、ほどなく入って食べることができた。 今年もやはり、料理が出るスピードは異様に早い。餃子はどんだけ焼いてんだろう。でもアツアツだしなぁ。3人で食べて2450円。安くないですか? 京浜東北線の途中でK2嬢と別れ、そのまま帰宅。

もがスケジュール更新 6/27(土)~28(日) 結婚祝い旅行。詳細不明