趣味の人/水着の跡

本日のBGM
アルバム『Candy Apple Red』より
鈴木祥子「君の赤いシャツが」
何もかも満たされて
あやふやに暮らしてるぼくたちは
今はじめて知る 空が青い理由を
きみの赤いシャツがいま風になびいてる

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武蔵小杉で打ち上げ。
みんなに「記録係」として感謝を受けるのこと。

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私はカメラ係を仕事だと思ったことはなくて、これは基本的には趣味だと思う。そもそもパラサイヨで写真を撮り始めた頃も、誰に頼まれたわけでもなかった。お気に入りのコンパクトデジカメL1で勝手に撮りまくっていた。これって楽しいから勝手に撮っているだけで、お礼を言われるほどのことでもない気がする。客分の今回は特に、役割を果たしたとは言いがたい状況なので、「お疲れ様」と言われると「疲れてないな(苦笑)」と思うくらい。

だからというわけではないんだけれど、みんながハグして健闘を称え合っている時に、端っこで写真を撮りながらウロウロしていたら、代表のYが「もがちょふ、みんなとハグしてこいよ。みんなもがちょふとハグして握手したいと思ってンだよ」と言ってくれた(酔っぱらいの説教みたいだった(笑))。

私はどうもその辺が弱いというか、自分が珍重されている理由がどうしても呑み込めない。
カミさんはよく私の事を子どもっぽいと言う。今まで見たうちで一番子どもっぽい男だそうだ。「大人の男の人は、もっと『やりたくないこと』をしてきてます」とのこと。なるほど私はやりたくないことなんてしない。そーいう人です。

だからみんなに「もががいると癒される」とか「もがが来てくれて嬉しい」とか言われると、私は何をしたんだろう?と不思議になることしきり。パラメンの寛容さだけでは、なんだか説明がつかない気がする。かといって、自分が何か特別なことをした記憶もない。むしろ、他の人たちの方が、よほど、すごいと思う。自分が尊敬するすごい雲の上の人たちから「来てくれて嬉しい」と本気で言われたら……? ほら、不思議な気がしませんか。そーいう感覚なのだ。どうしてもわからん。

帰宅したらカミさんに、日焼けの跡が残っていると笑われた。肩口に、カメラのストラップの形に焼け跡が残っていた。まるでホルターネックの水着の跡みたい。